ヒップホップをはじめNYのカルチャーシーンを写しとった写真家のRicky Powellが死去

NY出身でBeastie BoysやPublic Enemy、Run DMCなどを撮影し、日本でも高い人気を誇った写真家のRicky Powellが59歳で死去した。Complexによればマネージャーで、ビジネスパートナーだったTono Radvanyが亡くなったのを認めたという。

Ricky PowellはRun-DMCの「Raising Hell」ツアーに出演したBeastie Boysと一緒に行動し、初期のBeastie Boysの象徴的な写真を数多く残し、一躍人気カメラマンとなった。

その後もPublic Enemyなどの多くのヒップホップアーティストをはじめ、アートシーンやファッション、そして愛してやまなかったバスケットボールまでNYを拠点にカルチャーの最前線で活動を続けていた。

また愛敬のあるキャラクターを活かして、TV番組『Rappin With the Rickster』のMCとしても活躍、たびたび来日するなど日本でも高い人気を誇った。

初期のヒップホップシーンを代表する写真家でありエンターテイナーの冥福を祈りたい。

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