【インタビュー】Eric.B.Jr 『KING BORN』 | 韓国、ナイジェリア、大阪・東淀川がルーツ “悪我鬼”Eric.B.Jrが抱える痛みの根源

2023年3月9日、大阪・東淀川をRepするラッパーEric.B.Jrが、ANARCHYの主宰するクリエイティブチーム・レーベルTHE NEVER SURRENDERSから1stアルバム『KING BORN』を発表した。

2019年7月、YouTubeに投稿されたMV"悪我鬼"。暗闇の中、不穏な空気を漂わせる不良少年たちに囲まれ、しわがれ声でラップする少年の姿はヒップホップシーンに衝撃を与えた。ナイジェリア、韓国、日本にルーツを持つEric.B.Jrは、当時わずか16歳だったという。

1st EP『悪我鬼』、2nd EP『WARUGAKI ll』と着実にリリースを重ねていったEric.B.Jrは、2020年8月にリリースされた¥ellow Bucksとのコラボレーション曲"Yessir"の大ヒットをきっかけにブレイクを掴みかける。しかし同年9月にアップされたMVに彼の姿はなく、代わりに「FREE EBJ」のプラカードが掲げられていた。

空白の1年を経た2022年1月、Eric.B.Jrは"First Day Out"のミュージックビデオでシーンに復帰する。6月にミックステープ『Still Have Bullet』でリリシズムとフロウの凄まじい進化を見せつけ、さらに年末には音楽を始める前から関わりがあったというREAL-TとのEP『DIRTY WEST SIDE』をリリースして話題をさらっている。そして2023年、満を辞しての1stアルバムである。文字通り、快進撃を続けていると言っていいだろう。

Eric.B.Jrは常にベストを尽くし、音楽的な変化を続けてきた。その一方でストリートの現実と「痛み」を語るという姿勢が揺らぐことはない。だからこそ今回のインタビューでは、彼の生い立ちや抱え続けている「痛み」についても詳しく聞いた。いまだ過小評価されているEric.B.Jrというアーティスト、その奥深い表現を紹介するにあたって必要不可欠だと考えたからだ。

Eric.B.Jrとは何者なのか。少々長くなるが、是非お付き合いいただきたい。

文・構成:Dai Yoshida

“誰の手も借りずに何でも出来るなんて 考えるほど自分を過信してない”

- THE NEVER SURRENDERSから1stアルバム『KING BORN』をリリースしました。経緯を教えて下さい。

Eric.B.Jr(以下E) - これまでの僕は自分で楽曲を作って、自分が出来る範囲でプロモーションをしてきました。で、「そろそろ新しい角度で活動してみたい」と感じていた。そんなタイミングで声をかけてくれたのが、ANARCHYさんとTHE NEVER SURRENDERSの方々でした。おこがましいんですけど、最初は「やってもいいかな」くらいでしたね(笑)。それが2022年の2月くらい。

- 大人の力を使って、自分の可能性を広げようと思った。

E - 正直どういう形の制作になるかは分からないところもあったけど、有名なプロデューサーやミックスエンジニアの方と"一段階上”の制作が出来るんだろうなと思っていました。そこからすぐスタジオに入ったんですが思った通りでしたね。予算や関わる大人の数も段違いだったし、「こうすれば良かったのか」みたいな形で勉強になることも多かったです。

- 今までの制作とは全く違った?

E - 自分の感覚を大事にして曲を作っていくというところでは全然変わらなかったですね。ただゴールを決める時は第三者にも見てもらって。そこは音楽だけじゃなく、MVで着る服だったりとかも。なにしろ今までは何もかも自分で決めてましたから。

- とはいえクリエイティブなところは、自分でコントロールしているわけですよね?

E - その通りです。僕は自分自身で「やるべきだ」と思ったことしか出来ない人間なんですよ。

- 誰かに操られるようなタイプではない。

E - でも「誰の手も借りずに何でも出来る」なんて考えるほど自分を過信してるタイプでもない。だから必要なところでは人に頼ることもある。けど、あくまでインディペンデントな存在として表現をしている。それはこれからも変わらないです。

- ANARCHYさん、T-Pablowさん、Candeeさんをフィーチャリングを迎えています。

E - 自分から他のラッパーを誘って、一緒に曲を作るというのは初めての体験でした。T-Pablowさんに関しては、それこそ小中学生の頃からファンだったんです。Candeeさんはプライベートで遊んだりする関係。一緒に曲を作ることで、自分一人では行かれへんラインに行けたなと思います。 

- アルバムを完成させてみての感想を聞きたいです。

E - 今は「やったやん?」 みたいな感覚です(笑)。ジャケ写やMVも格好良いものが出来たなと思ってます。いろんな反応が来るのはこれからでしょうけどね。

一生悪いことは続けられないだろうって気持ちからラッパーを目指した

- ここからはEric.B.Jrさんのライフストーリーを振り返っていきたいです。何年生まれですか?

E - 2002年の平成14年、大阪市生まれです。20歳ですね。ナイジェリア人の父、日本と韓国のハーフの母、三つ上の姉がいます。あと育ての親みたいな感じの叔母。こんな感じのルックス、こんな感じのラップをやってることからも想像つくでしょうけど、それ相応の人生を歩んできました。詳しくはラップの中で言っている通りです。

- ナイジェリア人のお父さんはどんな方だったんですか?シングル"Sha Sha Sha"の中で「面会会いに行く相手ならばパパ」とラップしていました。

E - そこは言葉通りです。まあ、そういう感じ。

- なるほど。地元である大阪市東淀川区について教えてください。

E - まず子供の頃から住んでいる街。僕が「こうだ」と言い切ることは出来ないし、したくないですね。その上で僕が感じてるところを言うと「不良」にも種類があって、「ザ・男気」みたいな任侠もいますが、 覚せい剤をやって泥棒とか詐欺をやってる人間もいる。どちらかと言えば、後者が多いのかなと思ってます。あくまで僕から見るとですけど。

- タフな環境?

E - そこに関しても言い切れないですね。同じ街に住んでたとしても、人それぞれですから。「しんどいな」と感じてる人もいるだろうし、そうじゃない人もいる。ただ僕個人で言えば、普通じゃないシーンを見てきたのはも確かだし、周りからそういう話を聞くことも多い。そこは事実としてある。もちろん僕なんかよりずっとタフな思いをしながら頑張っている人達もいるし、その中には「不良」の人たちがいたりもする。

- 街には様々な表情があると思います。逆に「ここは好きだな」って感じているポイントはありますか?

E - 東淀川区って、本当に全員がおもろいんですよ(笑)。実際、この街で育った芸人も結構多いんですが、そこらへんを歩いてる普通の人ですら面白い。笑いに対する本気度が高いんでしょうね。

- 厳しさと笑いが共存する街で、どのような少年時代を過ごしたのでしょうか。"Jealousy"(『KING BORN』収録)の中で「拳で殴ったりして増やしたダチは」とラップしてました。喧嘩することが多かった?

E - 喧嘩については、タイマンがどうのっていうより、とっさに暴力沙汰になっちゃうみたいな感じが多かったですね。

- 子どもの頃は、マルチルーツであること、肌の色によって嫌な思いをすることも多かったのでは?

E - それはありましたし、これからも確実にあると思います。

- こうやって質問してること自体、嫌な思いをさせてるところがある。申し訳ないです。

E - 全然。

- どんなことして遊んでました?

E - これ言っていいのかな。まあ主に犯罪ですね(笑)

- 地域では有名な「悪我鬼」だった。

E - 自分で言うのもなんですが、そうやったと思います。学校も普通の子に比べると行けてなかったですね。

- でも熱心にラップをやっていたわけですよね。

E - 中学1年ぐらいだったと思うんですけど、周りが「高校生ラップ選手権」の影響でサイファーを始めたんですよ。それで僕も。レコーディングは14〜5歳ぐらいからですね。そのぐらいからフリースタイルの番組を観るだけじゃなく、ANARCHYさんはじめアーティストの音源を聴くようになったんです。 それで自分でもやってみたくなって。レコーディングスタジオを調べて。

- かなり行動的ですよね。本格的にラップを始めた動機は?

E - リリックは書いてたし、なんとなくですが「一生悪いことは続けられないだろうな」って気持ちがあったんですよ。その時点では保険みたいな感覚でした。「これで行けたらラッキー。何もせんよりはマシ」くらい。

- そして2019年7月、16歳の時にデビュー曲"悪我鬼"をリリースしています。

E - 15歳ぐらいの時には出来上がってた曲なんですよ。トラックがあって、リリックもあった。でもレコーディングして「出さんとこう」と思った。正直言って納得いく出来じゃなかったから。でも周りが「良い」って言うんで出してみた。だから作ってからリリースまでは1年ぐらいかかってる。

“不自由で制限された時間があったから 何かに向き合う意欲が湧いてきた”

- 翌年3月に出したEP『WARUGAKI II』、とりわけ"On The Back"を聴いて、音楽的に大きく進化を遂げたなと感じました。当時このままブレイクするんだろうなと思っていたのですが、この時期に大きなトラブルに見舞われていますよね?

E - そうですね。1年間ほど山奥で先生と修行することに(笑)

- "Champion Road"(『KING BORN』収録)の中で「LIVE回ろうとしたら切符回ったんだよ」とラップしています。ラッパーとして本格的に頑張って行こうと考えているタイミングだったのでは?

E - 考えてましたね。でも悪いことをしてなかったのかと言われれば、そうでもなかった。そこらへんは自分でも矛盾してると思うんですけどね。当時は「どこかで絶対に"来る"だろうな」と思ってたし「どうなってもラップは続けて行こう」と思ってた。だから”修行”が決まった時も「分かってはいたけど」って感覚でした。

 - シングル"First Day Out"の中で「『WARUGAKI II』証拠になり足枷」とラップしています。

E - 当時の僕は未成年だったんで、受けるのは裁判ではなく審判なんですよ。犯した罪だけじゃなく、どういう生活をしていて、どういう人間なのか、不良としての根深さを見られるんです。その審判で"悪我鬼"、"WARUGAKI II"のリリックが問題になった。

- 17歳という年齢から考えると相当問題がある、と。

E - それで長期(※長期処遇。1年程度の収容を指す)に。保護観察を持っていない状態で1年って中々ないらしいです。あれがなかったら早めに出てこられたかもしれない。まあ目立ってたからですよね。

- その時点でラッパーとして有名になってたわけですから、中では苦労も多かったんでは?

E - もちろん顔も名前も知られてるわけだから、カッコ悪い事は出来ない。けど逆に過ごしやすさにも繋がってたと思う。ああいう場所って、外での名前が重要だったりするんです。

- 中では何をしてました?

E - 本を読んで、リリックを書いてました。他にやることがないんですよ。 あとは筋トレぐらい。だからアーティストとしてのターニングポイントになってると思います。やっぱり一つのことを長く集中してやることを学べたから。 僕は「GUILTY GUY$」というアパレルブランドもやってるんですが、あれも中で「自分が着たい服を作りたいな」と思いついて、帰ってきたタイミングで始めました。

- 出てきてからのモチベーションが高い。

E - 不自由で制限された時間があったからこそ、自由になった瞬間に何かに向き合う意欲が湧いてきたのかも。あと正直言って、普通に働こうと思っても働けないわけじゃないですか?そもそもヒップホップをやるか、やらないかを選べるような立場じゃないんですよ、僕は。これしかない。

- 出てきてからリリースしたミックステープ『Still Have Bullet』では、歌うようになったり、ライミングが複雑化していきました。 何よりリリシズムが加速したように思います。例えば"Bitch"のダブルミーニングはすごいなと感じました。「漕いでた15の夜 叩きしたチャリンコ 感性は豊か尾崎じゃないけれど」とか。

E - そこに関しても「修行」が大きい。 当たり前ですが、中では携帯は持てないわけで。だから本を読むかリリックを書くしかないんですよ。そうなってくると日々文字に向き合うことになりますよね?やっぱり自然とリリックの表現も変わって来る。まあ、あったことをそのままラップするのではなく、ひと工夫入れたいというのは、昔から意識してることなんですけどね。

- これは絶対聞きたかったんですけど、 リリックの中で何度か尾崎豊さんの名前を挙げていますよね。影響を受けてたりする?

E - ヒップホップとは別のところにいる先輩だったり友達がカラオケで歌ってたりするんですよ。 まあ身近にある音楽なんで自然に出てきた感じだと思います。

- そこから今回のアルバムの制作に入っていく。THE NEVER SURRENDERSとのディールにあたって、ANARCHYさんに「不良とヒップホップのどちらを選ぶか」と問われて 「ヒップホップ 」と答えたそうですね。いつごろから決意してたんですか?

E - 実は16、7歳くらいから。うっすら「そうなるんだろうな」みたいな感覚でした。周りだったり、先輩だったりが、いろんな意味でレベルアップしていく時期だったんです。そういう人たちを見ていると嫌でも思いますよね。

- 悪いこと以外で自分を認めさせる手段としてヒップホップがあった感覚ですか

E - そうですね。そっちの方が僕の人生が豊かになるんだろうなと思った。

- ストリートの風景、そして内にある「痛み」についても歌ってきたように思います。ストレートに聞きます。EBJさんが抱える痛みの根源にあるものはなんだと思いますか。

E - オリジナルであること。人と違うことが僕の内にある痛みの根源だと思います。

-「オリジナルであること」の中には、ミックスルーツであることも含まれると思います。音楽を始めて、世の中に認められていく中で、捉え方が変わったりはしましたか?

E - 自分の中で変わったというのはあんまりないんですが、周りからの見られ方は明らかに変わったと思います。それは八村塁さんはじめ、世の中にそういう人たちが出てくるようになったからでしょうね。 自分がハーフであることを前面に出す方も増えた。ある意味で「誇っている」というか。

- ミックスルーツであるという個性を武器だと捉える人が増えてきているということですか?

E - どうなんですかね。仮に第三者が「武器に出来ている」と感じたとしても、本人的には単純にそう思えてなかったりもするはず。やっぱり痛みは痛みであって、単なる武器にはならないというか。少なくとも僕は自分の痛みを武器だと思ったことはないです。

- 確かに第三者が、勝手に判断していいことではないですよね。度々リリックに登場する「抜け出したい」というキーワードについても聞きたいです。どんな環境から抜け出したいのでしょうか?

E - 環境もあるけど、どっちかというと今いる状況ですよね。例えば「捕まるかもな」って勘ぐりながら生活してるような状況。例えば人間関係が難しくなってる状況。今は片足は抜け出せたくらいの感覚です。

- Playsson(現Pedro the Godson)さんとの"Real Trap"の中で「捕まった数ステータス/そんな廃人に俺なりたくなねえな」 とおっしゃってました

E - みんな最初からそういう感覚を持ってるわけではないんですよね。 でも、悪い場所に長くいると、善悪の順序が変わってくる。だんだん正しくないことが正しくなってしまう。変わってしまうんですよね。

- そうならないために音楽をやっている?

E - 俺が俺であるため。今まで積み上げてきたEric.B.Jrというラッパーであるため。説明が難しいんですが、例えば「良い人間」として生きていくにも色んな条件が必要ですよね。

- 例えば優しさとか。

E - 人に優しくするためには、お金が必要だったりもしますよね。そういうものが一個でも欠けることで、今まで良い人間だったのに、いきなり悪い人間になってしまったりする。

- 今の感じで上がっていきたい。

E - もしかすると、ある意味で自分を守るために音楽をやっているのかもしれないですよね。

- 自分のために音楽をやってるということですが、結果として世の中にいる痛みを抱えている人だったり、マイノリティの代弁者になっている。元気付けられたり、癒されてる人も少なくない。

E - 正直言って「世の中の痛みを抱えてる人の代弁者」と言われても、ちょっと分からない。僕って「世の中」の枠組みに入れてるんですかね?おそらく僕が世の中に対して感じている不満と世の中の人たちが感じている不満はかなり違ってる。時には180度違うこともあるはず。

- なるほど。

E - けど「マイノリティの代弁者」という事なら少し分かりますね。僕は自分自身がマイノリティであることを自負してるから。 自分のことを歌えば、それがそのままマイノリティを代弁していることにはなるかもですね。 

- 『KING BORN』収録の"Blind Spot"に「インスタ載せる写メを考えてるほど縛られてる気がする」ってラインがあります。子どもの頃からSNSが身近にあるZ世代のストレスについて語ってるのかな、と。

E - あれは地元にいるへイターのことを考えながら書いたんですよ。普通の人って3〜400万持ってても、空き巣を勘ぐる必要ってないじゃないですか?でも僕がいる環境は違う。ヘイターから窃盗団に居場所が伝わったら、盗られてしまうかもしれない。だからインスタでお金やゴールドチェーンをフレックスしようかなと思っても、一瞬考えちゃうんです。まあ、そうやって違った受け取り方をしてくれるのも、それはそれで嬉しいんですけどね。例えば「いいね」の数が気になってしまうみたいな感じで。

- 生活に根ざしたことをシンプルな言葉で語っているからこそ、全く違う状況にいる人にも共感されるんでしょうね。最後になりますが、EBJさんにとって二十歳のご自分の評価ってどんな感じですか?

E - 50:50ですね。正直言って「修行」がなかったらと考えることもあります。

- ターニングポイントだったけど、障害でもあった。

E - どうでしょうね。(ちょっと考えて)多分、まだ自分を評価出来る年齢じゃないんですよ。例えば僕が30歳になった時に、さらに飛躍していたとします。そうしたら20歳の自分について、ある程度のことは言えると思うんですよね。 「振り返ると飛躍するための過程だった」みたいに。

-「成功」ってどういうことだと思いますか?

E - 僕が喉から手が出るほど求めているものですね。でも成功してるという実感はない。だから何が成功なのかは良く分からない。「失敗は成功のもと」ってよく言うじゃないですか。でも逆に言うと「成功は失敗のもと」なのかもしれない。だって成功したら、もう成功出来なくなっちゃうじゃないですか。 

- "Blind Spot"のリリックの中でもおっしゃってましたよね。

E - ずっとストリートにいる時期と比べたら、沢山ラップするようになったし、ある程度は売れることも出来たとは思います。アパレルのブランドも始めたし。色んなことが少しずつ良くなってきてる。でもそうなってみたら、さらに上が見えてきた。多分どこまで行っても「これでいいや」とは思わないんでしょうね。ベントレーを買ったら、次はフェラーリってなる。何かを実現したり、手に入れたら、「もっと欲しい」ってなっちゃうし、別の新しいことをやりたくなってしまう。そういう人間なんだろうと思います。

- 今後の展開を教えて欲しいです。

E - だからこそ自分がどうなっていくか、自分でも読めないところがあるんですよね(笑)。ただ、今年はどんどん曲を作っていくつもりです。というかより既に作っているし、MVも撮っています。今作ってる曲の中には、THE NEVE SURRENDERSとは別に、個人としてリリースする予定の曲もあります。まだ手探りですが、他にも新しいことを進めていて、形にしている最中という感じなんですよ。とにかく次の動きを楽しみに待ってて欲しいですね。

Special Thanks

DJ PoiPoi & DJ 1-Drink

Info

Eric.B.Jr「KING BORN」

1. Intro(Prod. DJ JAM)

2. Champion Road(Prod. Chaki Zulu)

3. King Born feat. ANARCHY(Prod. FEZBEATZ)

4. Lonely Now(Prod. Modesty Beats)

5. Yakamashii(Prod. Chaki Zulu)

6. No Sarcasm(Prod. Jigg)

7. Jealousy feat. Candee(Prod. DJ JAM)

8. Blind Spot

9. Culture feat. ANARCHY & T-Pablow(Prod. Jigg)

RELATED

【インタビュー】DYGL 『Cut the Collar』| 楽しい場を作るという意味でのロック

DYGLが先ごろ発表したニューEP『Cut the Collar』は、自由を謳歌するバンドの現在地をそのまま鳴らしたかのような作品だ。

【インタビュー】maya ongaku 『Electronic Phantoms』| 亡霊 / AI / シンクロニシティ

GURUGURU BRAIN/BAYON PRODUCTIONから共同リリースされたデビュー・アルバム『Approach to Anima』が幅広いリスナーの評価を受け、ヨーロッパ・ツアーを含む積極的なライブ活動で数多くの観客を魅了してきたバンド、maya ongaku

【インタビュー】Minchanbaby | 活動終了について

Minchanbabyがラッパー活動を終了した。突如SNSで発表されたその情報は驚きをもって迎えられたが、それもそのはず、近年も彼は精力的にリリースを続けていたからだ。詳細も分からないまま活動終了となってから数か月が経ったある日、突然「誰か最後に活動を振り返ってインタビューしてくれるライターさんや...

MOST POPULAR

【Interview】UKの鬼才The Bugが「俺の感情のピース」と語る新プロジェクト「Sirens」とは

The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。

【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない

Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。

Floating Pointsが選ぶ日本産のベストレコードと日本のベストレコード・ショップ

Floating Pointsは昨年11月にリリースした待望のデビュー・アルバム『Elaenia』を引っ提げたワールドツアーを敢行中だ。日本でも10/7の渋谷WWW Xと翌日の朝霧JAMで、評判の高いバンドでのライブセットを披露した。