【インタビュー】STARKIDS | 星の子が目論む"世界征服計画"

脳天に響くデジタルでアグレッシブなビートに日英織り交ぜたリリックで「日本を征服するぜ / We bring it back(日本のポップが戻ってくる)」と宣言する"星の子"ことSTARKIDSは、パンデミック以降の音楽シーンを揺るがす多国籍ラップクルーだ。

メンバーは6人。ハワイ出身のSpace Boy、その幼なじみで"STARKIDSで一番かわいい"espeon、ストロングゼロの戦士TAHITI、映像エディターも兼務するlevi、石垣島出まれヒップホップ育ちのLil Roar、トラックメイクの才も光るBENXNI。

SoundCloudを通じて東京に集結した6人は、Jun InagawaやGUCCIMAZEなどのアーティストとも共鳴しつつ、たった2年のキャリアで国内外にファンダムを拡大し、着実に"征服計画"を推し進めている。今回はそんなSTARKIDSに取材を試み、日々の生活や制作、クルーが共有する"日本観"、そして活動の先に目論む未来について──もちろんストロングゼロを片手に──伺った。

取材・構成:namahoge、 和田哲郎

撮影:横山純

"STARKIDSハウス"計画

TAHITI - もう録ってますか?

 - はい。

TAHITI - (レコーダーに顔を近づけて)This is FNMNL interview, Let’s go!!

 - では始めましょうか(笑)。普段こうやって6人で集まる時はどういったトピックを話していますか?

levi - アニメ〜。

TAHITI - アニメとゲーム。

Space Boy - あと、音楽だね。

 - 音楽については後に詳しく伺いますね。アニメやゲームで最近ホットなタイトルはありますか?

Space Boy - 『ドメスティックな彼女』。

Lil Roar - それ、毎年言ってる。

TAHITI - 『サマータイムレンダ』。

levi - いいよね。

espeon - 『NANA』。最高だよ。

Space Boy - 『WHITE ALBUM』。

 - たくさんありますね(笑)。ちなみに、みなさんはどれくらいの頻度で集まっているんですか?

Lil Roar - 週に2、3回くらいですかね。

levi - それぐらいの頻度で4人以上は集まってるね。みんなバイトとか学校もあるからバラバラです。

Lil Roar - で、遊ぶっていったら大体レコーディング。か、飲む。

levi - ぶっ(笑)。

Space Boy - TAHITI、いつも飲んでる。

 - やはりストロングゼロですか?

TAHITI - ストロングソルジャー。

 - (笑)。集合場所はどこが多いですか?

Space Boy - いっつもRoarの家。ほかに場所ないから。

 - Lil Roarさんの家は大きいんですか?

Space Boy - そんなに大きくない。

一同 - (笑)

Lil Roar - 失礼だろ(笑)。RECブースがあるから。みんなでレコーディングできるように、うちに買い揃えていて。

TAHITI - 秘密基地だね。

 - DAZEDのドキュメンタリーで、espeonさんは「みんなで一つの家に住みたい」と仰っていましたね。

SteffenYoshiki(STARKIDSマネージャー) - Roarは嫌がってるけどね(笑)。

一同 - (笑)

Space Boy - でかい家、アメリカ式のマンションみたいな。苦情のない家。

TAHITI - 東京で家さがしても苦情が一番大変だから。

 - 苦情は今も結構来るんですか?

TAHITI - 最近は無いけど、俺は前の家追い出されたよ。

 - なるほど(笑)。みんなで一緒にいたいというのは、ずっと制作したいから?

Lil Roar - それもあるけど、曲作る以外にも遊ぶのが、ほとんどこのメンバーだから。

BENXNI - 曲も作れるし遊べるし撮影もできる、みたいな空間がほしいっす。

TAHITI - 俺はYouTube撮りたい。みんなで大きい家に住んでたらいろいろ撮れるよ。Vlogとか、クッキング動画。

 - クッキング動画?

Space Boy - 俺たちはラッパーだけじゃなくて、シェフ。

levi - シェフなん(笑)。

TAHITI - 最近はめっちゃ頑張って料理作ってる。昨日はバーベキューチキンとビーンズとライス作った。

Space Boy - 前に僕とTAHITIで作ったね。パンに指で穴開けて、ソーセージ入れて、タバスコかける。

TAHITI - そう、STARKIDSオリジナル「指穴パン」。

一同 - (笑)

TAHITI - 俺たちの名物。

 - (笑)。みなさんでゲームをすることもありますか?

levi - クラロワ?

TAHITI - ゲームをするのは誰かがRECしてる時くらいかも。ブースが一人しか入れないから、待ってる間ね。

Space Boy - でも、RoarとBENXNIはゲームやらないね。

Lil Roar - 楽しいのは分かってるけどさ、時間食われちゃうのが嫌だから。

BENXNI - いや、僕はゲームしますよ。

 - 話に食い違いが(笑)。

Lil Roar - 決めつけが激しいんですよ(笑)。

Space Boy - Roarはゲームより寝る。はは。

左:TAHITI 中央:espeon 右:SPACE BOY

ストロングゼロのせい

 - 曲の制作はどのように進めていますか?

Lil Roar - だいたいBENXNIか誰かがビート作ってるから、ノリたい順でやってくみたいな感じですね。

levi - 家に着いた順だよね。

 - 制作の速度はどうでしょう?

Lil Roar - 日によりますね。でも、テンションが高い時とか雰囲気がいい時はすぐにできます。ひとりずつしかRECできないけど、全員合わせて1時間ちょいで終わることもあります。

BENXNI - まあ、普通の人よりは早いよね。

levi - BENXNIビートの時はみんな調子いい。

Space Boy - "Star Island (Prod. BENXNI)"はめっちゃ早かった。

espeon - 一晩で作ったね。

 - 逆に遅い時もあるんですか?

Lil Roar - "POP (Prod. BENXNI)"だな。

Space Boy - それは日をまたいでRECしてるから。最初は俺とエフィ(espeon)とBENXNIで作り始めて。

TAHITI - 作り始めた時に誰がいるかにもよる。最初に3人で作って、あとから3人分RECすることもあるし。

levi - 制作途中の音源をDriveに入れてみんなが見れるようにしているんですよ。制作に参加しなかった人が後から聴いて、よかったらノる。だから聴くのが遅いと、制作も遅くなる。

SteffenYoshiki - "POP (Prod. BENXNI)"は忘れられかけていたよね(笑)。ドキュメンタリーを撮ってくれた監督が「最後まで作ってほしい」って言ってくれてようやく進みました。

 - リリックはそれぞれ家で考えてくるんですか?

BENXNI - いや、その場です。逆に家で考えてくるなんてやったことないよね。

Lil Roar - なんなら書かないもん。

 - ほとんどフリースタイルなんですね!

TAHITI - 俺とSpace Boyとespeonは英語で考える方がナチュラルだから、日本語でラップしたい時はBENXNIかRoarかleviに聞いてるよ。

Lil Roar - 一回調べてから来てほしいんだけどね。

一同 - (笑)

TAHITI - 通訳できる人が3人いるから。ありがとうございまーす。

Lil Roar - おい(笑)。

Space Boy - 僕もリリック直してほしいから3人に聞くけど、「やっぱこのままでいいかも」って変な日本語のままでラップしちゃう。

TAHITI - Space Boy語。

Space Boy - Space語。

levi - 絶対俺らが使ったらダサくなる日本語をさ、かっこよくってか、いい感じにするよね。

- 6人の関係についても伺いたいのですが、リリックを読むとそれぞれリスペクトし合っているのがすごく伝わってきます。

TAHITI - 自分がもし音楽を作っていなくても、みんなと友達だと思う。

BENXNI - これだけ長くいたら喧嘩してもすぐ仲直りしちゃうよな。兄弟みたいな感じ。

 - 喧嘩もするんですか?

TAHITI - いっぱい。

Space Boy - バトルしてる。

TAHITI - いや、本物の喧嘩はそんなにない。

BENXNI - 中身のある喧嘩は全くしない(笑)。

一同 - (笑)

Lil Roar - 大体ストロングのせい。

espeon - (手元のストロング缶を持ち上げる)

 - 誰をきっかけに喧嘩が始まるんですか?

Space Boy - この3人。僕、BENXNI、TAHITI。

TAHITI - ノー!!

 - (笑)。喧嘩が始まる主な理由は?

TAHITI - 記憶にない。

一同 - (笑)

TAHITI - めっちゃ浅いことに誰かが怒って、始まっちゃうんだよね。

levi - でも最近は気をつけてる。

TAHITI - 最近はそんなに飲んでない。

 - STARKIDSといえばストロングゼロのイメージがありますけど、最近はもう飲んでないんですか?

Space Boy - 飲んでます。

一同 - (笑)

Space Boy - シラフより良くなるから。

TAHITI - ライブの前とかはストロングゼロ飲みます。でも最近leviとBENXNIはビールに変わってきてる。

Space Boy - BENXNIはストロング飲みすぎた。

BENXNI - 飲みすぎてもう飲めないよね。

TAHITI - ビールソルジャー。

 - やっぱりお酒は好きなんですね(笑)。

levi - なんで飲んでるのか、実際ルーティーンすぎて分かんないよね。

Space Boy - 楽しいなら別になんでもいい。

TAHITI - 今を楽しんでるだけ。

左: Lil Roar 中央: BENXNI 右: levi

ビジョンを共有しているから、リーダー不在でも大丈夫

- 憧れているクルーはいますか?

TAHITI - Glo Gang、Drain Gang……

Lil Roar - BAD HOPじゃないの?

levi - BENXNIはもともとBAD HOP聴いてたよ。

BENXNI - みんな聴いてたでしょ。

TAHITI - 俺、今もBAD HOPの音楽は好きだよ。

Space Boy - あと、昔はGothBoiCliqueかな。Lil Peepとかみんな影響受けてるんじゃない?

TAHITI - 俺も好きだな。全員共通してるか分からないけど。

levi -曲作り始めた頃はMall Boyz!

 - 結構バラバラなんですね。クルーじゃなくても、みなさんが一致してアガるアーティストはいますか?

TAHITI - 最近ならTonser。マジでヤバい曲作ってる。最初espeonが見つけて、一年前くらいに俺が「曲作りませんか?」って声かけて、あいつもSTARKIDSのこと知ってたから友達になった。

BENXNI - JohnDOEは?

TAHITI - 俺らみんなJhonDOE好きだね。

espeon - あと、Kuudereの名前も挙げなきゃ。

TAHITI - Kuudere!

Lil Roar - やっぱりSoundCloudのアーティストが多いですね。

 - どうしてSoundCloudなんでしょう?

espeon - みんながサポートし合っていて、コミュニティ感が強いところが好きです。

TAHITI - 俺らもみんなSoundCloudで繋がってるからね。

Space Boy - でも最近はSoundCloudで探してないかも。

Lil Roar - それはあんまり調べてないだけ。

一同 - (笑)

Lil Roar - 俺はちゃんと調べてるから大丈夫です(笑)。

TAHITI - この中だったらRoarが一番詳しいかな。

BENXNI - もうディグが趣味になってるよね。

 - こうしてそれぞれ個性や趣向の違いがある中、STARKIDSとして活動する上で最もエキサイティングなことはなんですか?

espeon - ライブかな。地方に行くと、みんなで旅行するみたいで楽しいね。

 - なにか具体的な思い出はありますか?

Lil Roar - 喧嘩しかしてない。

一同 - (笑)

Space Boy - 大阪は毎回必ず喧嘩してるね。でも大阪楽しい。三角公園はめっちゃヤバい。

SteffenYoshiki - スケボーとブレイクダンサーのイベントがあって、『beatchild』の後ずっと三角公園で遊んでいたんです。

Space Boy - 警察も来ないよね。

SteffenYoshiki - 隣にあるのにね(笑)。

 - 地方へ行っても、公園など野外で遊ぶことが多いんですか?

Lil Roar - 大体コンビニで酒を買って、そこら辺で遊んでいますね。

 - 店で飲むことはないんですか?

levi - 「飲み放題禁止」なんですよ、STARKIDSは。

TAHITI - 飲み過ぎちゃうから(笑)。危ない。

- 「飲み放題禁止」(笑)。そのルールはいつできたんですか?

BENXNI - 4月。

levi - ミーティングをしていたんですよ。俺らは何をしないといけないのか、どこを頑張らないといけないのかって話して、「飲み放題禁止」(笑)。

Lil Roar - 話し合った結果、マナーとモラルが駄目だったので。

 - (笑)。そういう話をする時は誰が主導するんですか?

Lil Roar - みんなで決めますね。多数決もある。

 - リーダーはいないと。

一同 - (うなずく)

espeon - 一人はみんなのために、みんなは一人のために。

Space Boy - みんな同じ。

TAHITI - みんなザコ。

 - (笑)。

levi - STARKIDSのリーダーなんて誰もやりたくないでしょ(笑)。

Space Boy - あと、その時々でやりたい人が仕切る。

levi - みんなその時のバイブスで動いているから、誰かがリーダーにならなくてもなんとな〜く、ね。

TAHITI - 全員同じビジョンがあるから、リーダーを決めなくても大丈夫。

 - みなさんが共有しているビジョンについても伺いたいです。

Lil Roar - ざっくりですけど、みんなが金持ちになること。何十億稼ぎたい、みたいな。具体的に言ったら、めっちゃデカいフェスに出たい。

TAHITI - コーチェラ。

Space Boy - グンタイ。

 - コーチェラいいですね……え、軍隊?

Space Boy - グンタイ。

TAHITI - 「guntai9」というSTARKIDSのセカンドアカウントがあります。ゲーマーがよくやるけど、めっちゃ強い人が二個目のアカウントを作って遊ぶようなやつ。

BENXNI - レーベルみたいな感じで、STARKIDSに関わってくれる友達とかかっこいい人の楽曲をそのアカウントから出していきたくて。

 - コレクティブみたいな感じですか?

TAHITI - そう、STARKIDSだけじゃない。

Lil Roar - STARKIDSのブランドを取り外したような、仲間のチャンネルですね。

SteffenYoshiki - 今はそれぞれソロの楽曲を載せているよね。あとはVlogとか。

BENXNI - 要はクリエイティブなことなら何でもアリというか。

Space Boy - 9%の軍隊です。

TAHITI - ストロング。

STARKIDSを聴いて、自分を誇ってもらいたい

- STARKIDSの世界観はすごくアッパーですよね。前に進む強い意志に溢れているというか。

TAHITI - とにかく若い人に俺らの音楽を聴いてほしい。みんな聴いて、モチベーションとかテンションが上がるようにしたいです。

Lil Roar - 新しい音楽を作りたいんですよ。

 - 新しい音楽。リリックの中でも「日本を変える」というワードが頻出しますが、それはどういう意図なんでしょうか?

Lil Roar - 日本が古いから。

Space Boy - 学校でも社会でも、規範があるから。目を覚ましたい。

TAHITI - 普通の日本人は、いい学校に行っていい会社に入ることが大事という価値観があるけど、もっとなりたい自分になることを許されてもいいんじゃないかと思います。

Lil Roar - もっと日本人は自由になっていいんじゃないかって。

TAHITI - そう。やりたいようにやれ!

 - 規範に縛られない存在として、自ら「KIDS」と名乗っているのでしょうか?

Lil Roar - 子供心があれば、なんでもひるまずできると思うんですよ。小さい子がラッパーになりたいって言ったら友達に馬鹿にされると思うんですよね。それをずっと俺たちは見てきたから。

TAHITI - 今、「ゲーマーになりたい」「YouTuberになりたい」っていう夢は、本気のものでしょ。でも俺たちの世代だと馬鹿にされるような夢だったから。ラッパーでもなんでも、なりたい自分になれることを示したい。

Space Boy - オタクはやりたいことやってるよ。だからオタクはスペシャル。

 - オタクはスペシャル!

Space Boy - でも社会はオタクのことをめっちゃナメてる。

 - みなさんは自身がオタクであることを隠さないですよね。キャラ物のTシャツを着たり、DAZEDのドキュメンタリーでもフィギュアを紹介したり。

TAHITI - 他の人のために生きていないから。

levi - アニメが好きだからフィギュアを持っているだけ。

TAHITI - 野球好きだったら野球のグッズを見せるでしょ。それと同じです。

BENXNI - 俺はあんまりアニメ観ないし、STARKIDSはみんな趣味がバラバラだけど一緒にやってますからね。好きなようにやればいいだけ。

 - 自分の好きなことに嘘をつかないということが、ファンを勇気づけているのだと思いました。

TAHITI - 好きなことをするそのままの自分を、STARKIDSを聴くことで誇らしく思ってもらいたい。そうじゃない?

一同 - うなずく

 - 実際、ファンにはどういうことを言われますか?

Space Boy - ストロング。お酒どうぞー。

一同 - (笑)

espeon - 「ずっとサポートするよ」って言われることが多いよ。

Lil Roar - 「一生応援してます」みたいな。

TAHITI - あと、DAZEDの動画を見た人のコメントで「自分も好きなことを全然隠さなくていいんだ」っていうのがあった。

espeon - 「やっと誰かと共感できた」って思ってもらえてるみたい。

 - みなさんが等身大でいることが、ファンをエンパワメントしている。海外のファンも増えてきていますか?

levi - もともと日本の方が多かったけど、最近は海外のリスナーと半々くらいになってきましたね。DAZEDの後かな。

Lil Roar - 先に日本獲って、世界に行く。

 - ファンが増えてきている現状をどう考えていますか?

Lil Roar - まだ足りない。

TAHITI - もっと聴いてー。

Lil Roar - でもずっと「もっと聴いて」と思いながらコツコツやってきて今があるので。向上心はずっとある。

TAHITI - 世界中の全員が聴いて、宇宙人にも聴いてほしい。

みんなと一緒にいると、落ち込むのは無理

 - 楽曲についても伺いたいです。STARKIDSはスピード感のある楽曲が多いですよね。

Lil Roar - 個人的に思うのは、若い人は速いものが好きなんじゃないかと。YouTubeだって2倍速で見るじゃないですか。そういうアグレッシブなスピード感を詰め込んだようなものが、STARKIDSにはあるんだろうなって。楽しい音楽を作ることが目的です。

levi - 自分たちの成長するスピードがそのまま曲に反映されていると思いますね。

SteffenYoshiki - 最近、どんどんヤバくなってきてるよね。

 - チルっぽいものとか、ダウナーな曲は作らないですよね。

Lil Roar - それぞれソロでは作っているけど、STARKIDSはやっぱり明るくないと。

TAHITI - 6人で集まってみんなダウナーはヤバいよ。

一同 - (笑)

BENXNI - 難しいよね、逆に(笑)。

Lil Roar - 3、4人だったらまだ出来るかもしれないけど(笑)。"Endless (Prod. yandere)"はメロディはゆっくりだけど、どっちみちBPMは速い。

 - なるほど。それぞれ生活の中で落ち込むことはありませんか?

espeon - 毎日。

Lil Roar - そんなに(笑)。俺はあんまりないかも。

TAHITI - 俺はモチベーションが無い時結構ダウナー。

Space Boy - STARKIDSは生意気だから、大丈夫なこと、正しいことをやっているか自分自身を疑うこともあるし、その感情をリリックに入れることもあるよ。

SteffenYoshiki - 曲によって少し暗い歌詞もあるけど、でも、いつも必ず希望が入っているよね。

 - 普段はネガティブな感情もあるけど、STARKIDSの活動ではポジティブな面を見せたいということですか?

Lil Roar - 逆にいえば、ひとりでいる時は暗くなって落ち込むかもしれないけど、STARKIDSで集まると元気になって、元気な曲を作るって感じです。

TAHITI - そう。だからSTARKIDSで同じ家に住めばOK。みんないれば落ち込むのは無理。マジで無理。

espeon - STARKIDSと一緒にいたらすごくハッピーだから落ち込む暇はないよ。それが曲にも現れている。

Lil Roar - まあ結局、リスナーには俺たちを聴いて元気出してほしいから。STARKIDSにネガティブはない。

TAHITI - ない。

 - 最後になりますが、今後の活動の展望を教えてください。

TAHITI - でかいフェスティバルに出たい。ツアーもやりたい。友達と海外に行くの楽しいから。

Space Boy - あと、バーガーを作る。

一同 -(笑)

SteffenYoshiki - いつもRoarの部屋にいるから、旅行しながら音楽作りたいよね。

levi - 場所変えた方が新しいアイディアも出るし。

 - 国内のフェスはどうですか?

Lil Roar - サマソニ、出れるなら出たいよね。

TAHITI - フジロックも。

Space Boy - あと、なんだっけ……紅白!

一同 - (笑)

SteffenYoshiki - もう日本が変わっちゃうよ(笑)。

Lil Roar - NHK"で"ぶっ壊す(笑)。

一同 - (笑)

 - 直近のライブ『BADASSVIBESS』についても意気込みを教えてください。

TAHITI - マジ楽しみ。

Space Boy - たぶん今までで一番でかいライブ。

Lil Roar - ブチ上げたいね。

 - では、本日はありがとうございました! 最後の最後に、ファンに一言お願いします。

espeon - love you ,またね。

TAHITI - 学校行って〜。

Space Boy - ストロング飲まないでください。危ない。

espeon - You only live once.

一同 - YOLO~~.

Info

10月28日(金)

WARP SHINJUKU

新宿FACE

BADASSVIBES presents

TOKYO KIDS

OPEN/START 16:00

制作・運営:クリエイティブマンプロダクション

KEIJU(KANDYTOWN)
Ryohu(KANDYTOWN)
Gottz & MUD(KANDYTOWN)
GUEST:IO(KANDYTOWN)
MonyHorse(YENTOWN)
ゆるふわギャング
Lunv Loyal
(sic)boy
RYKEY DADDY DIRTY
ジャパニーズマゲニーズ
Jin Dogg
PETZ(YENTOWN)
JNKMN(YENTOWN)
kZm(YENTOWN)
Eric.B.Jr.
MC TYSON
Elle Teresa
ralph
Yo-Sea
Young Coco
Young Dalu,OSAMI,Big Mike,DJ NORIO(Tokyo Young Vision)
SPADA
HIYADAM
JUBEE(CreativeDrugStore)
田我流
Campanella
MARIA(SIMILAB)
D.O
BUDDHA MAFIA(ex.BUDDHA BRAND)
TWIGY
Sound's Deli
STARKIDS
Midnight Society + friends(from LA)
MuKuRo
Watson
Authority
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HEAVEN(Lil Soft Tennis,RY0N4,aryy)
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Bene Baby
LANA
who28
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16(Deep Leaf)
METEOR
ASSQUAKE

and Very Special Guest

オカモトレイジ(OKAMOTO'S)

LEO(ALI / WACKO MARIA)

原島“ど真ん中”宙芳VJ REAKS
kuudere

DJ TATSUKI

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