【インタビュー】KEIJU & Neetz|大人になったKANDYTOWN

KANDYTOWNが今年も2/14に新作『LOCAL SERVICE 2』をリリースした。中心メンバーだったYUSHIの命日である2/14には"1TIME 4EVER"など記念となる作品を発表してきた彼ら。それぞれがソロ活動で多忙になり、コロナ禍もあり、会う機会がこれまでよりは減ったという中で発表された本作は、そんなことを感じさせないKANDYTOWNらしいチームワークが発揮された作品だった。

いわば熟練した大人のムードが漂う本作について、そして時が経つことによっておこったメンバー内での関係性の変化についてKANDYTOWNのKEIJUとNeetzに都内のスタジオで話を訊くことができた。

取材・構成:和田哲郎

撮影:横山純

-  EPの数曲は去年の緊急事態宣言の時に「Stay Home Edition」というバージョンがアップされていましたが、どうやって完成まで進んでいったんでしょうか?

Neetz - 去年“PROGRESS”を制作していた時に「みんなで集まれるスタジオがあったらいいよね」って話になったんですけど、それが3月に実現したんです。ちょうど同じ月に緊急事態宣言が出て、スタジオが出来たタイミングと重なって「こうなったら曲を作るしかないよね」ってなって、YouTubeにアップされた3曲をレコーディングしたのがきっかけですね。そのスタジオは普段は俺がいることが多いですね。

 - 前作のインタビューの時に、Neetzさんはビートが出来た時に「参加して欲しいメンバーが浮かぶ」場合もあれば、ビートを聴いて「じゃあ俺がやる」ってメンバーが名乗りを上げるパターンもあるとおっしゃっていましたよね。今回はどのような感じでしたか?

Neetz - 今回もその延長線上でしたね。後からトラックを差し替える、ミックスする、編集するってことに集中して、制作に関してはそこにベストを尽くした感じ。

Neetz

 - 今回は1曲以外全てNeetzさんのトラックですが、前作よりもさらに音楽的になったというか、以前はシンプルに「ビート」という感じでしたが、今作は音楽を演奏している感じが凄く出てきてるなと思って。ビート制作において変化はありましたか?

Neetz - ありがとうございます。変化は結構あって、今回は自分の中から出てきたメロディとかをプログラムして作ろうってことを意識して。音に関してはUSの新譜とかで出るクオリティに負けないくらいクリアにすることを意識して作りました。

 - 特に“Sky”のトラックは、80sのソウルやフュージョンのような心地よさもあって。そこは新境地なのかなと思いました。

Neetz - あれは海外のトラックメイカーとの共作って感じなんですよ。元のトラックに俺が手を加えてものなので、それこそコラボって感じですね。今までと違った作り方だからああいうものが出来たんだと思います。

 - 音楽的な変化は、KEIJUさんの去年のアルバムや最近出した"Tears”にも感じていて。“Tears”はサックスがハイライトになってますよね。サックスが使われてるヒップホップのトラックは沢山あると思うんですけど、メインになっているのが面白いなと。あのアイデアはどうやって?

KEIJU - あのアイデアは、自分が「短い曲を作る」って言っていて、本当に最初は1分半ぐらいの曲だったんですけど、Illicit Tsuboiさんと話して「もったいないね」っていう話になった。「こういう構成で行っちゃうと速すぎるし、腹八分目にもならないから、腹八分目にできる要素がもう少しあるよな」ってことで、声を足したりもしていたんですけど、Tsuboiさんの方から「サックスとか、新しく音を足すのはどうかな」って話をされて、「良いですね」ってなって。自分からは歌のメロディとサックスは同じような感じが良いですとだけ伝えて、出来あがったという感じです。

KEIJU

 - モダンなビートで、ああいう生音が入ってくるのはあまり聴いたことが無いので不思議に思ってました。KANDYTOWNのメンバーはソウルなどがルーツにあるかと思うんですが、そういった自分たちのルーツと、今自分たちがやっている時代性が融合したものをみんな作り出しているのかなと思って。その意識はありますか?

Neetz - とにかくソウルが好きっていうのは全員そうなので、そこがベーシックにあることは間違いないから、それが自然と出てきた結果なのかな。

KEIJU - そうですね。みんなソウルは好きだし、一緒に聴いてきたんですけど。最新の音楽もみんな好きだったし、自分はどちらかというと2000年代のヒップホップが好きだったのが強いし、今やりたいと思ってることをやれてるのかなとは思うんですけど。渋すぎないというか、ヒップホップ好きじゃない人も取り込めるようなものを作ろうとは思ってますね。

 -  KANDYTOWNがシーンに出てきて7、8年ぐらいだと思うんですけど、中堅的なポジションになってきて、ソロでの活動も増えてきていますよね。KANDYとして、今はどれぐらい会う機会があるんですか?

KEIJU - 人によりけりなんだよね。

Neetz - 全員がバッと集まることはかなり少ない。3、4人で会うのはありますね。

KEIJU - 全員で集まることは、ほぼないです。

 - なるほど(笑)。

KEIJU - でも一年間の中でこういう仕事を頂いたりして、メンバー同士で集まる機会はあるので、その帰り道に曲を作りにいったりします。やっぱり同い年同士とかで集まってることの方が多いかもですね。NeetzはMUDと会ったりが多いんじゃない?

Neetz - そうだね。あと曲作りするのでRyohuと会ったり。

KEIJU - 昔みたいには会えてないですね。先輩たちが「年取ったら昔みたいには会えないよ」って言ってたのを痛感します(笑)。出始めの時は毎日一緒にいたし、毎日曲作ったりしてたと思うけど。

 - でもそんな中でもKANDYTOWNとして定期的に音源が出てますよね。それを続けられる理由は何だと思いますか?

KEIJU - 究極を言ったら、メンバー全員がYUSHIに感化されてヒップホップ好きになって、のめり込んだのがあると思うんで。メンバー全員の共通点はそこしかない。やっぱりその張本人がいないっていうことは、嫌いにもなれないし、あの日のままだから、自分たちもそういう良い思い出が薄まらないというか。「あの感じ」にたどり着けたらいい、ていうのが漠然とあるから、曲作ってる時も「今あの感じだね」みたいな感覚があって。そういうのがブレないから続けてるのかなっていうのは思いますね。YUSHIが今もいたら絶対終わってるなと思う。あること無いこと言われたり、関係無いところに入ってきたりすると思うし、呼ばれてもない仕事来ると思うし(笑)。そういう人だったから。

Neetz - それはかなりデカいですね。

 - 常に先にいるというか、追い越すことはできないというか。

KEIJU - そうですね、そんな感じです。

 - 集まったりすると、YUSHIさんの話に自然になったりするんですか?

KEIJU - 自然になるよね。

Neetz - うん。

KEIJU - さも生きてるかのように「クソだよな」みたいな話をしたり(笑)。特に2月が近づいてきたりすると、「命日はどうする?」みたいになるし。この『LOCAL SERVICE』って動きも元々そうじゃないですか。ありがたいですよね。

 - 今回の『LOCAL SERVICE 2』でKEIJUさんは"SUNDAY DRIVE"に参加していますが、あの曲はどうやって参加することになったんですか?

KEIJU - 制作していたときに自分のアルバムもまだ終わってなかったからあんまり参加出来なかったんですが、Neetzに誘ってもらってスタジオ行って、そしたら確かDony(Joint)もいて、「これでやるか」みたいな感じでした。

Neetz - それでフックが出来て、その後に掛け合いみたいな感じで出来ればいいなと思って。自然な流れで出来た感じですね。

KEIJU - 自分はみんなと久しぶりに会ったし浮き足立っちゃって、ストレートなリリックを書いたんですけど、でも「ちょっと違え」ってなって。ケツも一緒に書いてたんですけど、「これ自分で全部歌うより掛け合いにした方が面白いと思うから、歌ってくれない?」って言って、歌ってもらったらすぐに出来て。サビに関しては10分ぐらいで出来たよね?

Neetz - サビはすぐに出来て。それが曲のコンセプトになって、あのリリックがあったから2ヴァース目、3ヴァース目って続いた。

 - フックのKEIJUさんの部分が凄くインパクトありましたね。

KEIJU - 置いて帰ったみたいな(笑)。入り口に冷蔵庫を置いて帰るような、「みんな書きづらいだろうな」ってちょっと思ったけど、逆に書きやすかったみたいで。

Neetz - いや、あって良かった。流れで出来たから。一人の声が入るだけでその後続くっていうのがデカい。

 - お互いのソロの作品を聴いたりもするんですよね?

KEIJU - もちろん聴きますね。

Neetz - 俺はKEIJUのアルバム制作にちょっと帯同してたんですけど、俺がやれることってなんだろうってめっちゃ思って。KEIJUはセルフプロデュースが出来るし、それが俺もカッコいいと思ってるから、「俺がやることってなんだ?」ってマジで考えてましたね(笑)。セルフプロデュース出来るやつは、自分でやるのが一番良いから。自分がOKだと思えばOKだし、人が言うことじゃないって。

 - セルフプロデュースっていうのは、楽曲の世界観とかがイメージ出来てるってことですか?

Neetz - そうですね。さらにビートメイカーも豪華で、アレンジしてくれる人もいるし曲もかっこいいし。俺は俺の曲を作ろうって感じになったっすね。

KEIJU - Neetzからもビートを貰ってたんですけど、それがしっかり自分が満足出来る2ヴァース、3ヴァースを書けなくて。1ヴァースはあったんだけど、そこの区切りをつけることがNeetzのビートでは出来なくて。でも全曲作ってる段階で最初の方からスタジオにいてくれって言ってて、一緒にいてもらったり。

Neetz - 俺がそこでエンジニアもやってれば出来たかもね。その場で動かしながらやると、パラ抜いたりいじったり出来るから。

KEIJU - 俺もNeetzが言ってたのと一緒で、「Neetzをどう上手く使えるんだろう」ってなってた。「逆に悪いな」って。この時間をNeetzの制作にあててもらってた方が絶対良いなと思ったりもして。でも、“Bound for Glory”はNeetzにいじってもらったりしてたから、「気にかけてくれてるしやってくれてるな」とも思ったし。でもNeetzとはゼロからもっと良いものを作れるなっていうのもあったから、「この機会じゃなくても良いな」って。

Neetz - せっかく自分たちのスタジオも出来たし、いつでも機会はあるし。これからまた作ると思います。

KEIJU - 本当にあのStay Homeで作ってるぐらいに聴かせてて、「ビートもあるよ」ってRyohuくんとかNeetzに言ってもらってたんですけど。

Neetz - あの時期だったね。

KEIJU - そういうアドバイスを貰ってて、「この曲もうちょっとやらなきゃな」ってことでTsuboiさんと話したりはしてて。大変だったね。

 - KEIJUさんから見て、Neetzさんの変化してる部分や進化してる部分はどんなところだと思いますか?

KEIJU - やっぱり音楽だと思うっす。どんどん更新されていってるなっていうのも分かるし、エンジニアさんとかと話が出来るのもNeetzだし、そういうところも凄いなと思うし。俺はNeetzが何やってるのか分からない。パソコンとかいじってたり機材とかいじってると、話したくなくなるぐらい何やってるか分からなくなる(笑)。Neetz自身も邪魔されるの嫌いだしね。

Neetz - 嫌ですね。一人でやりたいタイプだから。

KEIJU - しかも、Neetzのビートって他の人と違って「Neetzのビートだ」っていうのが分かるから、そういうところも含めて凄いなっていうのがありますね。

 - ちなみに、今KANDYとしての次の動きとかは決まってるんですか?

KEIJU - 常に何かしら制作中ですね。あとはソロ。

Neetz - そうだね。

KEIJU - 最近みんなと話してて、それぞれがキャリアを重ねてきたんだなって改めて思ってて。

 - それはどの辺りで感じたんですか?

KEIJU - 話しやすくなった。

Neetz - 俺らコミュニケーション取れてるようで取れてないから。

KEIJU -「今こういうことをやってて、こういうことをやりたいんだよね」っていうのを自然に話すことが増えました。

 - そういうのを共有するのが恥ずかしい時期ってありますよね。

KEIJU - そうなんです。元々友達なので。

 - 前はライバルのような意識もあった?

Neetz - ライバルの意識はあったね。

KEIJU - きっと今もあるんだろうけど、でももっと大人な感じで。「分かってるけど頑張れよ」みたいな。優しくなってきたなって。家族が出来たメンバーもいますしね。音楽のことも話しやすくなるだろうなっていうのは、自分の中で感じてますね。

 - それはファンとかが思ってるKANDYTOWNのイメージからすると少し意外かもしれないですね。

KEIJU - 俺らは意外とね。

Neetz - 共有しないところはしないっていう。

KEIJU - 一番仲良い小さい頃からの友達って、そうなりがちじゃないですか。

 - 「こいつはもうこの立場でやってるから言えないな」みたいな。

KEIJU - そうそう、「抱えとこ」って「お前も分かってるっしょ」みたいな。でも口にしないと分からないことってあるから。

 - そういうことを思うきっかけになる出来事などはあったんですか?

KEIJU - コロナもきっとあったし、単純に歳重ねたし。でもやっぱり、自分たちがやろうとしていることの難しさを、更に分かってきたって感じもあっただろうし。それに対して頑張ることのバックアップも必要だなと思うし、そういうのが一人一人仕事をして芽生えてきたのかなって思います。特にGottzとかを見てても、昔の2、3年前のGottzから変わったなと思うし。それぞれ有難い経験をさせてもらって、周りに良い人いてくれてるんだろうなっていうのを、久しぶりに会ったりすると感じますね。

 - じゃあ、今後の方がより楽しみ?

KEIJU - 密な音楽を作りたいよね。

Neetz - 三密なね。本当にそうだと思います。制作することでコミュニケーションも取るし、普段の遊びでみんなと喋ることも大事だと思うし。そういうことを重ねていくことが大事だと思います。

 - 最後に、KEIJUさんは昨年BIMさんやJJJさんとの客演も印象的でした。BIMくんはインタビューした時に「OTG'Sのスタンスは違うって思ってただろうな」と言ってたんですけど。

KEIJU - BIMはそういう節ありますよね。

 - もちろん全然違うところから出てきたから最初はあったと思うんですが。そこから曲をやれるような関係になったのは?

KEIJU -  BIMは俺のことどういう認識か分からないけど、10代の終わりからBIMやin-dの事は知ってたしライブとかまぁ色んなとこで顔合わせたりはしてたし、自分はなんとなく近い存在だなとは前から思ってて......。この曲は具体的にはBIMとも俺とも繋がってる友達から「曲やりたいって言ってますよ〜」みたいなのを聞いて、BIMに「飲みに行きましょう!」みたいな誘いもらって話が進んでった感じだったと思います。

 - じゃあ別に「壁を乗り越えた」みたいなことは無かったんですね。

KEIJU - 自分は無かったですよ。誘ってもらって嬉しかったですし、またやりたいと思います。

 - JJJさんの曲はいかがでしたか?

KEIJU - 何パターンか録って相談しながら進めました。毎回送る時は気に入ってくれるかなって感じだったけどJ君はほとんど、「オッケーだね。KM君に聞いてみるわ!」みたいな感じで受け入れてくれました。BIMもJ君も好きなアーティストだし友達としても最高なんで、とにかく一緒に作れて嬉しかったです。

 - ありがとうございました。

Info

【2nd EP「LOCAL SERVICE 2」& 限定生産2CD EP「LOCAL SERVICE COMPLETE EDITION」購入URL】

https://kandytown.lnk.to/localsevice2

【KANDYTOWN 2nd EP「LOCAL SERVICE 2」作品情報】

title:「LOCAL SERVICE 2」

release date:2021.02.14

price:¥1,400(without tax)

track list

1. Faithful (Lyric:IO, Ryohu, Neetz, Holly Q, DIAN  Music : Neetz)

2. One More Dance (Lyric:IO, Gottz, Holly Q  Music : Neetz)

3. Dripsoul (Lyric :IO, Ryohu, Gottz, Holly Q  Music : Neetz)

4. Sunday Drive (Lyric : Dony Joint, KEIJU, Neetz, MASATO  Music : Ryohu)

5. Coming Home (Lyric : MUD, Gottz  Music : Neetz)

6. Sky (Lyric: BSC, Ryohu, MUD, DIAN  Music : Neetz)

Produced by KANDYTOWN LIFE

Recorded & Mixed by Neetz at Studio 991

Masterd by Joe LaPorta at Sterling Sound 

Sound Produce: Neetz (M-1,2,3,5,6), Ryohu (M-4)

Additional Arrange: Yaffle (M-2)

Art Direction: IO, Takuya Kamioka

【限定生産2CD EP「LOCAL SERVICE COMPLETE EDITION」作品情報】

title:「LOCAL SERVICE COMPLETE EDITION」

release date:2021.04.21

price:¥2,500(without tax)

track list (DISC1)

「LOCAL SERVICE」

1. Prove (Lyric: Gottz, KEIJU, MUD  Music: Neetz)

2. Till I Die (Lyric: Ryohu, MASATO, BSC  Music: Neetz)

3. Explore (Lyric: Gottz, MUD, Holly Q  Music: Neetz)

4. Regency (Lyric: MASATO, Ryohu, KIKUMARU  Music: Neetz)

5. Fluxus (Lyric: Neetz, DIAN, Dony Joint  Music: Neetz)

6. Kapital (Lyric: BSC, KIKUMARU, Dony Joint, DIAN, Ryohu  Music: Neetz)

Produced by KANDYTOWN LIFE

Recorded & Mixed by The Anticipation Illicit Tsuboi at RDS Toritsudai

Masterd by Rick Essig at REM Sound

Sound Produce: Neetz 

Additional Arrange: KEM

Art Direction: IO, Takuya Kamioka

track list (DISC2)

「LOCAL SERVICE 2」

1. Faithful (Lyric:IO, Ryohu, Neetz, Holly Q, DIAN  Music : Neetz)

2. One More Dance (Lyric:IO, Gottz, Holly Q  Music : Neetz)

3. Dripsoul (Lyric :IO, Ryohu, Gottz, Holly Q  Music : Neetz)

4. Sunday Drive (Lyric : Dony Joint, KEIJU, Neetz, MASATO  Music : Ryohu)

5. Coming Home (Lyric : MUD, Gottz  Music : Neetz)

6. Sky (Lyric: BSC, Ryohu, MUD, DIAN  Music : Neetz)

Produced by KANDYTOWN LIFE

Recorded & Mixed by Neetz at Studio 991

Masterd by Joe LaPorta at Stearing Sound 

Sound Produce: Neetz (M-1,2,3,5,6), Ryohu (M-4)

Additional Arrange: Yaffle (M-2) 

Art Direction: IO, Takuya Kamioka

RELATED

【インタビュー】JAKOPS | XGと僕は狼

11月8日に、セカンドミニアルバム『AWE』をリリースしたXG。

【インタビュー】JUBEE 『Liberation (Deluxe Edition)』| 泥臭く自分の場所を作る

2020年代における国内ストリートカルチャーの相関図を俯瞰した時に、いま最もハブとなっている一人がJUBEEであることに疑いの余地はないだろう。

【インタビュー】PAS TASTA 『GRAND POP』 │ おれたちの戦いはこれからだ

FUJI ROCKやSUMMER SONICをはじめ大きな舞台への出演を経験した6人組は、今度の2ndアルバム『GRAND POP』にて新たな挑戦を試みたようだ

MOST POPULAR

【Interview】UKの鬼才The Bugが「俺の感情のピース」と語る新プロジェクト「Sirens」とは

The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。

【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない

Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。

WONKとThe Love ExperimentがチョイスするNYと日本の10曲

東京を拠点に活動するWONKと、NYのThe Love Experimentによる海を越えたコラボ作『BINARY』。11月にリリースされた同作を記念して、ツアーが1月8日(月・祝)にブルーノート東京、1月10日(水)にビルボードライブ大阪、そして1月11日(木)に名古屋ブルーノートにて行われる。