写真家の三澤亮介による「再構築」をテーマとした個展『RE:CONSTRUCTION』がSHIBUYA TSUTAYAにて開催

FILAとのコラボレーションや博多阪急での展示も注目された写真家の三澤亮介が、現代写真家として写真メディアそのものへの「再構築」をコンセプトに新作5作品を展示する個展『RE:CONSTRUCTION』がSHIBUYA TSUTAYAにて開催される。

三澤亮介は、自身の写真を「写真史」の文脈に沿って現代的な感覚とともにアート作品へと昇華させる注目の写真家。今回の展示では文明とともに消失していった事物をあえてモチーフとすることで、自身の作品の中で新たな価値基準を問いかけることを目指している。

自らの作品を、”新ピクトリアリズム”と呼び、 現代に沿った手法と文脈の中で写真作品を制作。 具体的には、自らのイメージである心象風景を、 色彩感覚と光のコントロールにより表出させる。 従来の写真作品とは逆行したアプローチにより、 新たなビジュアルイメージとして再構成された作品たちが、 アウトプットとしては一見、一般的な写真と離れた 抽象画のようなアウトプットにも関わらず、 真実や本質を映し出す。という逆転した構図の中で、 新たな写真表現の提案と、写真のメディア性を再定義する。 写真表現の最たる特性である、写実性/具体性を離れ、 それを破壊し再構築した上で、自身の主題を提案する時、 表層的な情報は削ぎ落とされ、新たな本質(=現代)が、 その作品の中にイメージとして浮かび上がる。 果たしてそれは新ピクトリアリズム的な”写真表現”か、 それとも領域を横断した新たなアート表現か。

Info

タイトル:RE:CONSTRUCTION
会期:2021年1月9日(土)~1月22日(金) 時間:AM10:00-PM11:00(年中無休) ※営業時間は変更になる場合がございます。
会場:SHIBUYA TSUTAYA 東京都渋谷区宇田川町21-6 QFRONT6F 特設会場
料金:入場無料
アクセス:JR・地下鉄渋谷駅6出口直結

※感染症対策の為、オープニングイベント等はございません。