山谷佑介による新作展示『TOKYO BY CAR』がflotsam booksで開催 | 意図しないものを映し出す試み

独創的なアイディアの作品を発表し続けている写真家の山谷佑介が、新作展示『TOKYO BY CAR』を東京・杉並のflotsam booksで10/17(土)から開催する。

現在進行中の新シリーズ『TOKYO BY CAR』は、車の後部座席にカメラとストロボを設置し、運転しなが らレリーズ(※カメラのシャッターボタンに取り付け、離れた場所からシャッターを切るカメラアクセサリー)を用いて撮影するというもの。

山谷がシャッターを押すきっかけとなる斜め前方の風景は、車で常に前進していることにより、カメラのフレームにうまく収まらないというウィークポイントを抱えている。しかし結果として撮影された写真は、山谷が見ることのなかった風景であり、シャッターを押そうという意識を与えた何者かの真横にある風景と言える。

私たちが意識して見ているそれぞれの事物を構成する全体ではなく、その真横に存在している部分を捉える試みとなっている。今回の展示に合わせ、山谷が制作しているスクラップブックをコピーした数種類の写真集も販売する。

また今回の展示は、「杉並区新しい芸術観賞様式助成事業」に選定されており、 感染症対策を施して開催される。

Info

会期:2020年10月17日(土)-11月1日(日)

時間:14時-20時 水曜休み

会場:flotsam books 

住所:東京都杉並区和泉1-10-7

杉並区新しい芸術観賞様式助成事業

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