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Kid CudiがTravis Scottとの制作から影響を受け「アップテンポな曲を作りたくなった」と語る
今年の4月、Travis Scottとのコラボプロジェクトとしてリリースされた“THE SCOTTS”が全米シングルチャートで1位となるなど大きな話題となったKid Cudi。そんな彼が、Travis Scottが自身に与えた影響について語っている。
Geniusによると、Esquireのインタビューに応えたKid CudiはTravis Scottとのコラボについて「Travisと曲を作るときは、ちょっと緊張していたんだ。彼は俺のことをとても尊敬しているし、もし俺が失敗したらどうしようって」と、自身を強くリスペクトしているTravisとの制作は緊張感を伴うものであったことを明かしている。
またTHE SCOTTSとしての楽曲作りはKid Cudi個人としての制作にも影響を与えたようで、「ビートを上げて、BPMを速くして、パーティを始めよう、って。俺は今そういう感じだよ。今まではミッドテンポかスロウな曲ばかり作ってきたけれど、今はビートを上げていくことが全てなんだ」と語った。どうやらTravisのアッパーなスタイルがKid Cudiの音楽的な趣向を強くインスパイアしたようだ。
Kid Cudiのキャリアとして初のナンバーワンヒットとなった“THE SCOTTS”。その経験については「ファミリーと一緒に仕事をするんじゃない限り、俺にとっては何も得られない。Travisとの曲で初めての1位を獲ったってことに一番の意味があるんだ。他の人とじゃダメなんだ。Travisとの曲だったから良かったんだよ」と、Travisとのコラボ曲が成果を挙げたことに対する喜びを語っている。
Kid Cudiの人柄や制作に対する考え方が伝わるインタビューはこちらから読むことが出来る。