西雄大が根源的欲求のおもむくままに製作した作品展『PRESCHOOL』がLAID BUGで開催

愛知県出身で現在は東京を拠点に活動するペインターの西雄大が、個展『PRESCHOOL』を9/12(土)からLAID BUGで開催する。

シンプルで力強いアウトライン、鮮やかな色彩設計、身近なモチーフを独特なタッチで単純化したフォルムが特長の西の作品は一見して馴染みやすく、多くのアートファンを魅了するだけでなく、商業施設の壁画、広告やメディア、アパレルブランドの商品として、様々な場所で展開されてきた。

しかし、作家自身の認知の広がりとともに、「ポップ」という安易な言葉で形容され、その制作過程にどれだけ複雑な思考が内在しているかが置き去りにされてしまうこともあったという。

今回の展示では西のもつ魅力を多角的に捉えるべく、トライ&エラーの足跡を感じられるドローイング/コラージュブックや、自身のルーツの一端でもあるフィギュアをソフビと陶器で制作したエディション作品、フラッグ仕様のテキスタイル作品など、制作に対する根源的欲求のおもむくまま取り組んだ様々な作品が並ぶ。



直感的に書き溜めたドローイングや落書き、友人からもらったヌードトランプや、しょうもない 雑誌の切り抜き、なんで撮ったのかも覚えてないであろう道端の看板の写真......頭の中から湧き出た有象無象を、それらが思考の彼方へ消え入る前に掴み取り、A4の大学ノートに様々なテープでガチガチに貼りつけたもの。一冊貼り終えたらまた一冊と気がつけば、 異常に膨らんで原型を留めていない大学ノートが六冊たまっていたという。

フォトグラファーの田川優太郎に撮影してもらい、三百ページにまとめたアートブックとして今回の展示で限定100部販売される。

ミスターブルーと名付けられた展示のために制作されたフィギュアは原型を西雄大自身が制作し、ソフビ製の頭部をソフビフィギュアアーティ ストのkto ktoが、陶器製のボディは陶芸アーティストDAISAKが製作した。

『PRESCHOOL』というタイトル通りに緻密に設計しシンボリックに昇華する普段の西雄大ではなく、子 供のように素直に制作と向き合ったアザーサイドを楽しめる展示となっている。

Info

About "PRESCHOOL" by 西雄大 YUDAI NISHI

EXHIBITION: 9.12SAT - 9.27SUN, 2020 at LAID BUG /

15:00-20:00 CLOSE on MON, TUE

書籍タイトル:「MIX TAPE」
著者 : 西雄大 Yudai Nishi (@yudai_nishi) 発売日:2020 年 9 月 12 日
出版元 :LAID BUG (@laidbug_tyo)
判型 :110mm x 150mm
頁数 :300 ページ
価格 :5,000 円 ( 税込 )
部数:限定 100 部

Art Direction & Design : 木内俊文 Toshifumi Kiuchi (@9chan_kiuchi) Photographer: 田川優太郎
Yutaro Tagawa (@tgwman)
Special Thanks:Ryo Edanami, NAZA

© 2020 Yudai Nishi © 2020 LAID BUG All rights reserved.

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