このシーンのあのアイテム Vol.1|in-dが”outdoor (Prod. by Devin Morrison)”のミュージックビデオで着ている服

アーティストがMVやライブで着用している服にファンなら、「この服、どんなアイテムだろう?」と気になったことはあるはずだ。気になってみたものの、答えもわからず迷宮入りとなってしまうのがほとんどだろう。

そこでFNMNL編集部はファッションに敏感な読者の為に、服に拘りをもつアーティストのMV制作現場やライブに潜入。着用アイテムやファッションについての拘りなどインタビューしていく。

記念すべき第一回目には、THE OTOGIBANASHI’S、CreativeDrugStoreのメンバーであるラッパーのin-dにフィーチャー。本日リリースされた新作EP『outdoor』から、収録曲"outdoor (Prod. by Devin Morrison)"のミュージックビデオで着用しているアイテムについて話を訊いた。

写真:Cho Ongo

 

in-dは水色が好きだそうで(My Classics in-d編参照)、いつもスタイリングに水色のものをピックアップしている事が多い。今回は打って変わり、ブラックのTシャツとパンツに加え、カーキのフィッシャーマンズベストを羽織ったシックなカラーリングのスタイルでMVに登場している。

 

Carhartt WIPのベスト(in-d私物)

近年トレンドが続いているフィッシャーマンズベストをピックアップし、単調になりがちなオールブラックのコーディネートのアクセントにしている。

今回の映像のロケーションやイメージ的に合いそうなのでピックしました。(in-d)

 

Abu Garciaのパンツ(in-d私物)

ベストに加えて、フィッシングブランドのAbu Garciaのパンツを合わせてフィッシャーマン風コーディネートに。アウトドアアイテムを取り入れ、機能性を重視しているようだ。パンツは昨年ネットで購入したとのこと。

釣りのブランドらしいのですが、黒いパンツを探してる時に釣りのパンツって機能性もそうだけど、動きやすそうだなーと思って買いました。形も良いし、ポッケが多くて気に入ってます(笑)

 

Timberlandの6inchブーツ(in-d私物)

誰もが知るワークブーツの王道ブランドであるTimberland。カラーはあえてブラックをチョイスし、ワークアイテムながらも都会的な印象に。こちらは最近ネットで購入したそうだ。

高校生の時以来、ティンバーのブーツって多分履いてなかったのですが、最近急に履きたくなって。ウィートよりもブラックを履きたい気分でした。

 

今回のMV ”outdoor (Prod. by Devin Morrison)”について

本日7/22『outdoor』という作品をリリースしました。MVはEPの1曲目の曲なんですけど、『indoor』を経てこれから『outdoor』へってイメージですね。撮影は地元で行いました。

今回のEPを作る際に、ほとんどのリリックを地元の実家の近くの山の上で書いたんですよね。MVを撮る時は最初からその辺りのロケーションを使いたいって思ってました。慣れ親しんだ場所で撮れたのは嬉しいし、色んな人達の協力のおかげで良い映像に出来て良かったです。

去年出した『indoor』も一緒に聴いてもらえたらと思います。あと、もうちょいで次の作品も出ると思うので、それもよろしくお願いします。

 

Info

Artist : in-d
Title : "outdoor"
Format : Digital
Release Date : 2020/07/22
Label : SUMMIT, Inc.
No. : SMMT-151

Photo by Mayumi Hosokura
Design by MA1LL

■Track List
1. outdoor (Prod. by Devin Morrison)
2. Broken Silence (Prod. by Rascal)
3. One Day (Prod. by JUBEE)
4. Deadline feat. GAPPER (Prod. by Rascal)
5. Journey (Prod. by doooo)
6. Determination (Prod. by doooo)

Recorded by VaVa @ ヴァヴァミュージックスタジオ
Mixed by D.O.I. for Daimonion Recordings
Mastered by Lanre from Classick Studio
A&R : Ren “Reny” Hirabayashi (SUMMIT,Inc.)

℗© 2020 SUMMIT, Inc.

https://www.summit2011.net/in-d/outdoor/

RELATED

WWWのライブシリーズ『Melt:Blend』が来年3月開催 | in-d、MALIYAの出演が決定

WWWが手がけるライブ・シリーズ『Melt:Blend』の第3弾が2025年3月12日(水)に渋谷・WWWにて開催される。

Diaspora skateboardsとJazzy Sportによる6度目のPOP-UPが大阪で開催‬‭ | 初日夜にはCampanella、in-d、Gottzらが出演するパーティーも‬‭

Diaspora skateboardsとJazzy Sportが、大阪のセレクトショップWHATZISにてポップアップを開催する。‬

自由が丘で『Erection-Block Party-』が5年ぶりに開催 | Campanella、dodo、in-d、Lil' Leise But Goldがライブ、KM、okadadaなどがDJで出演

自由が丘駅徒歩2分のコインパーキングで毎年開催されていた、『Erection-Block Party-』が5年ぶりに開催決定となる。

MOST POPULAR

【Interview】UKの鬼才The Bugが「俺の感情のピース」と語る新プロジェクト「Sirens」とは

The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。

【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない

Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。

WONKとThe Love ExperimentがチョイスするNYと日本の10曲

東京を拠点に活動するWONKと、NYのThe Love Experimentによる海を越えたコラボ作『BINARY』。11月にリリースされた同作を記念して、ツアーが1月8日(月・祝)にブルーノート東京、1月10日(水)にビルボードライブ大阪、そして1月11日(木)に名古屋ブルーノートにて行われる。