Kanye Westが大統領選出馬のための書類を提出し正式にオクラホマ州で大統領候補に登録
先日、新党「The Birthday Party」を立ち上げ今年の大統領選への出馬を宣言したKanye West。Forbesのインタビューにて人工妊娠中絶とワクチンの撤廃を呼びかけ非難を浴び、また手続きの都合で今年の出馬は取りやめとなることが報じられたが、なんとその後書類を提出しオクラホマ州で大統領候補に正式に登録した。
XXLによると、オクラホマ州の選挙管理委員会が「インでペンデントの大統領候補者Kanye Westがオクラホマ州の総選挙投票用紙への立候補資格を得ました」とツイート。
Independent presidential candidate Kanye West has qualified for the General Election ballot in Oklahoma. (Today is Oklahoma's deadline for Independent & Unrecognized Party presidential candidates to file statements of candidacy with their petitions or filing fee.)
— Oklahoma State Election Board (@OKelections) July 15, 2020
Kanye側の代理人は35000ドルの手数料を支払い立候補に必要な書類となる「Statement of Candidacy(候補者表明)」を提出。こちらが提出されたということは、彼が選挙運動のために5000ドル以上の資金を集めたことを意味している。
またKanyeのチームは昨日もアメリカの選挙委員会に立候補に必須となる最初の書類「Statement of Organization(組織的表明)」を提出したことが報じられ、彼らの政党名を以前報じられた「The Birthday Party」の略である「BDY」として提出したとのこと。
以前彼の大統領選出馬が取りやめになったと報じられた際にはフロリダ州の立候補期限に署名、資金集めが間に合わない見込みであるとされていたが、そこからわずか数日でオクラホマ州からの立候補を実現するスピード感は驚異的であると言って良い。
Kanyeの政治活動はテスラのCEOであるElon Muskが後押ししていると言われているが、Elon Muskは支持を再考しているようだ。ただChance The RapperやYGなどラッパーの中にも支持を表明する者が現れつつある。
もちろん彼が実際に大統領となる可能性が高いとは言えないが、彼の選挙運動が今後どのように展開してゆくか注目すべきだろう。