60周年を迎えた伝説の音楽レーベル・モータウンの歴史を描くドキュメンタリー映画『メイキング・オブ・モータウン』が日本公開決定

Diana RossやStevie Wonder、Marvin Gayeなどが所属し、世界中で大ヒットを飛ばし2019年に創設60周年を迎えた音楽レーベル・モータウンの歴史を描くドキュメンタリー映画『Hitsville: The Making of Motown』が邦題『メイキング・オブ・モータウン』として9/18(金)にヒューマントラストシネマ渋谷などで公開されることになった。

モータウンは、上昇志向が強く大金を掴むことを夢見ていたベリー・ゴーディが、家族から借りた800ドルを資金にタムラ・レーベルを1959年に設立したのをきっかけにスタート。新聞販売員を経てジャズのレコード店を経営し、実業家としての一歩を踏み出し、ジャッキ ー・ウィルソンの曲を作って音楽業界に参入した。人気アーティストを抱えダンスやエチケットも含め徹底した管理体制を敷き、全米No.1ヒットを連発していく様は、かつてゴーディが働いていた自動車工場の組み立てラインをヒントにしていた。特にクオリティ・コントロールと呼ばれた品質管理会議は、ソングライターやプロデューサーたちの競争心を煽り、ブランドに磨きをかけていく。

本作は、創設者ベリー・ゴーディが初めて自身への密着を許可したドキュメンタリー映画で、モータウンが映画ビジネスに参入すべくLAに本社を移すまでの歴史や名曲誕生秘話を、親友であり戦友のSmokey Robinsonと共に説き明かしていく作品となっている。本作では人種差別や暴動、作家の離脱などモータウンの苦難も描く。それでも、人種や性別に分け隔てのない社風の中から反戦などの社会的メッセージを含んだ革新的な楽曲も登場。時代を作った数々の伝説の楽曲によって、軌跡を辿る。関係者やスティーヴィー・ワンダー等の所属アーティストの回想や証言 も交えた貴重なエピソードと映像の数々。これはベリー・ゴーディが語る創業一代記であり、20 世紀に最も影響力 を持った独立レーベルの正史である。また、ベリー・ゴーディは昨年89歳で引退することも発表し、本作がモータウン在職中に密着した最初で最期の作品となっている。

Info

監督:ベンジャミン・ターナー、ゲイブ・ターナー
出演:ベリー・ゴーディ、スモーキー・ロビンソン
2019/カラー/5.1ch/アメリカ、イギリス/ビスタ/112 分/
原題: Hitsville: The Making of Motown
/字幕翻訳:石田泰子
監修:林剛 配給:ショウゲート
公式サイト:makingofmotown.com
©2019 Motown Film Limited. All Rights Reserved

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