6ix9ineが子供たちの支援団体に20万ドルの寄付を申し出るも拒否される

4月頭に釈放され、先週末には新曲のリリースを大々的に告知したことで話題を呼んだ6ix9ine。そんな彼の意外な一面としてチャリティに熱心であることが知られているが、今回、彼の新たなチャリティ活動が一騒動を巻き起こしている。

6ix9ineは今週火曜、Instagram上で子供たちに食料を提供する慈善団体No Kid hungryへ20万ドル(約2150万円)の寄付を申し出た(現在は削除)。「このパンデミックの最中、リスクに晒されながら毎日誰かを助けるために最前線で戦っている看護師やヒーローたちがいることも理解している。でも、公共の学校や施設に食べ物や将来のための栄養を頼っている子供たちと、その家族がいることも忘れないでくれ」とコメントし、子供たちを応援する意志を表明した。

しかしXXLによると、6ix9ineによる申し出はなんと団体側から拒否されることとなってしまった。団体側は「Hernandez氏(6ix9ine)からNo Kid hungryへの親切な申し出には感謝しています。しかし、彼による寄付を拒否することをお知らせします。子供たちにフォーカスした取り組みとして、私たちの使命と価値観に沿わない活動をする寄付者からの資金提供は拒否するのが私たちのポリシーです」との声明を発表。6ix9ineが過去に働いた数々の悪事から、彼が子供たちのために活動する団体の意志とにそぐわないと判断されてしまったようだ。

6ix9ine本人は、「無垢な子供たちが口に食べ物を入れられないことほど残酷なことはない」と発言し遺憾の意を表明している。

出所後、改めて積極的な活動を再開している6ix9ine。今後も彼の一挙手一投足が話題を呼び続けるはずだ。

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