Yung sticky womが様々なジャンルを昇華した1st EPをリリース | Only U、Salvador Mani、XY GENEなども参加

1998年に大阪で生まれ、横浜で育ったラッパーのYung sticky womが、1st EP『Yung Sticky Floor』を本日4/11(土)にリリースした。

元々はwomという名前で活動していた彼は、「人を引き寄せるものになりたいという思いと、自分のフロウには粘着性があると思い」stickyと付け、さらにゴロの良さからYungと頭に付けて今の名前になったという。中学の時から洋楽を聴きヒップホップにも興味はあったというが、中高が一緒のSalvador Maniと(sic)boyの存在がきっかけで活動をスタート。そこから地元が同じだったOnly UやXY GENEとも曲作りを始めた。Salvador Mani、Only U、XY GENEはmonvmiと共に今作にも参加している

影響を受けたアーティストにはSnoop DoggやTy Dolla $ignなどLAのアーティストが多く、Tygaのヒップホップかつポップなテイストには大きな影響を受けたとFNMNLの取材に応えてくれた。
1st EP『Yung Sticky Floor』も、その回答通りにヒップホップという軸はありつつもダンスミュージックやトロピカルなテイストも取り込むなど、ジャンルレスな作品になっている。

そのようなテイストについてYung sticky womは「最近のヒップホップはジャンルレスな風潮があるし何かにとらわれる必要はないと思ってるからでもあります。また、トラックが様々なジャンルでも自分の中でのヒップホップ的スタンスは崩れてないんで関係ないなとも思ってたからです。自分の中のスタンスはクールでイケてるけどポップさも大事にするという感じです。リリックやフロウ以外にもファッションもそのスタンスです」と回答している。

最後に「今後の夢はもっとたくさんのことを知って視野をもっと広げて成長し、それと同時進行で自分の中のたくさんの夢を一つ一つ叶えたいと思ってます。また自分の成長と共に作られる音楽が何か影響をもたらして行けたらと思っています」と話す。

新世代のアーティストの登場が続く横浜から出てきた新星、Yung sticky womのEP『Yung Sticky Floor』をぜひチェックしてみてはどうだろうか?

Info

Yung sticky wom - Yung Sticky Floor

INTRO
Freaky Floor
SKR FOR NOW (feat. Only U)
Watch out!!
BUREIMON (feat. Only U)
TYO drift (feat. Salvador Mani)
Midnight Taxi (feat. XY GENE & monvmi)
Gucci flip-flop

Linkcore
https://linkco.re/rNzNCxe4

RELATED

Only Uが新作『JET SET RADIO』をリリース | LEX、(sic)boyなどが参加

Only Uが新作『JET SET RADIO』を本日2/28(水)にリリースした。

Only UがLEXを客演に迎えた新曲"DREAM!"をリリース

Only Uが盟友LEXを客演に迎えた新曲"Dream"を本日11/15(水)にリリースした。

Only U、Tim Pepperoni、PuckafallによるEP『TORiO』が12月にリリース | "BEST"が先行配信

Sound's DeliのメンバーのTim Pepperoniと、LEX、Yung sticky womとの共作 『COSMO WORLD』がバイラルヒットしたOnly U、Lil KeedやJP THE WEAVY、ShowyVictorなどに楽曲提供を行うプロデューサーのPuckafallによるコラボ作『TORiO』が、12/6(水)にリリースされる。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。