新型コロナウイルスによる国内でのイベント中止の影響は3300億円以上か

いまだに収束の見込みがない新型コロナウイルスにより、飲食業界などを国内の経済も停滞を余儀なくされている。その中でも自粛要請により、イベントなどの興行が中止になって影響を受けているのがライブ・エンタテイメント業界だ。

チケット販売大手のぴあの調べによれば、新型コロナウイルスの影響での中止延期等により売上がゼロもしくは減少したイベントは、81,000本で、その入場料金の総数は1,750億円となっている。

また5月までこの状況が続けば、合計で153,000本以上のイベントが中止または延期になる見込みで、3,300億円以上の入場料金がふいになってしまう予想だ。

2019年のライブ・エンタテインメント業界の売り上げの推計が9,000億円となっており、4割近くの売り上げが失われるという大変厳しい予想となっている。またこれは入場料売り上げに限定したもので、他の協賛金などを含めるとより損失額は大きくなるだろう。

感染の拡大が続く現状ではイベント再開の見込みは立っておらず、業界やアーティストからは休業補償を求める声も上がっている。生ライブ配信を模索するライブハウスやアーティストも出てきてはいるが、これまでの市場規模をカバーするのには長い時間がかかるだろう。先行きが見えない状況の中で、明るい光は差すのだろうか。

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