【座談会】TOCCHI、唾奇、HANG、RAITAMEN、hokuto|『Swings』と604のマインド

連帯感や仲間意識は音楽やアートに瑞々しい輝きを与え、自分たちなりの豊かさを追求することが足腰の強さとなっている。彼らがいま多くの人びとから支持を得るのがよく理解できるインタヴューだった。より単刀直入に書けば、仲良くしたいよね、という話だ。実際、彼らは羨ましいほどに仲が良い。

1991年生まれのシンガー/プロデューサー/ラッパーのTOCCHIが10月9日にEP『Swings』を発表した。彼は札幌出身だが、昨年沖縄に移住し、本作に参加するラッパーの唾奇やHANGを擁するクルー604に合流した。さらに、このEPには唾奇も所属する名古屋を拠点とするPitch Odd Mansion(以下、POM)のラッパー、RAITAMENが参加、そしてglitsmotelや唾奇のソロ、またTOCCHIのバックDJを務めるビートメイカーのhokutoがA&Rを担当した。

『Swings』はソング・ライティングとライミングを融合させるTOCCHIの才能が光る作品だ。すなわちシンギン・ラップあるいはラップ・シンギンという観点からみて非常に現代的で興味深い。さらに歌詞にはTOCCHIが沖縄の604と出会ったことで獲得したマインドが表現されている。ということで、TOCCHIはもちろん、唾奇、HANG、RAITAMEN、hokutoに『#GETHYPED_001』のライヴ前、代官山UNITの楽屋に集まってもらった。TOCCHIとは何者なのか? また604とは何なのか?インタヴュー後の彼らのライヴが素晴らしかったのは言うまでもない。

取材・構成:二木信
写真:河童


TOCCHI - Swing Remix feat.唾奇 (Prod.CraftBeatz)

TOCCHI

俺らは「FLEX」する感じじゃないんですよ。

 - TOCCHIさんと604の仲間との出会いから語ってもらえますか。

TOCCHI - “NOBOSE”っていう福岡のイベント(2018年2月18日開催)に呼ばれたときに、オーガナイザーの人から「誰が好きなの?」って訊かれたんです。そこで俺が「唾奇が好きっす」って答えたら、唾奇をそのイベントに呼んでくれて。で、HANGさんは北海道出身だから、札幌出身のアーティストが唾奇といっしょにやるってことで、俺の“これだけで十分なのに”って曲をディグって唾奇に教えてくれたんですよ。


TOCCHI / これだけで十分なのに

HANG - あの曲を聴いて俺らと思想が似ているなって感じたし、「バッキー(唾奇)が共演するTOCCHIは俺らの10倍すごいことやっているヤツだから」って伝えて。

唾奇 - 俺はどこかに呼ばれてライヴするときに共演者の音楽をそこまで調べたりはしないんですよ。だけど、“これだけで十分なのに”を聴いてむちゃカッコいいってなって、TOCCHIに会うのを楽しみにしていたんです。

TOCCHI - 俺も、ライヴ前に会って「今日はよろしく!」って挨拶するのを楽しみにしていたんですけど、対面しないまま俺のライヴがスタートした。その日のフロアは本当にパンパンだったんですけど、そんなすごい人だかりをかき分けてフロアの後方から前方にズンズン向かってくるヤツが見えるわけですよ。で、そいつが、俺が歌っているステージの真ん前まで来て仁王立ちしてこちらを見据えてきたんです。それが唾奇だった(笑)。その俺のライヴのあと、「TOCCHIがヤバかったから、俺もかます!」って言って唾奇がめっちゃカッコいいライヴをかましたんですよね。

唾奇 - ライヴ終わったあとに会ったけど、お互いベロベロで記憶がほとんどない。

hokuto - 毎回じゃん(笑)。

唾奇 - LINEだけ交換していたから、TOCCHIが仕事で沖縄に来たときに一緒に遊んでね。

TOCCHI - 移住する前に604と沖縄で2、3回は遊んだと思うんですけど、それがあまりに楽し過ぎて。それが沖縄に移住したいちばん大きな理由ですね。

唾奇 - あるとき、『Swings』に入っている“Have Plans”が送られてきたんですよ。その曲を聴いたら、「約束は守るよ/次帰る所はここ」ってリリックがあったから、「TOCCHIは本当に沖縄に来るんだな」って確信して。

HANG × TOCCHI × 唾奇

- さっきHANGさんが“これだけで十分なのに”を聴いたときに「俺らと思想が似ているなって感じた」と話していました。それはどのあたりだと思いますか?

唾奇 - 俺らはそんなに目標が高くないんですよ。例えば、外国に行って豪遊しようとか、高いフェラーリが欲しいとか、そういうわかりやすい欲求はない。

TOCCHI - 俺らは「FLEX」する感じじゃないんですよ。俺が沖縄でHANGさんと初めて会ったとき、HANGさんは、カゴにワカメみたいな海藻が巻き付いたボロボロの錆びた自転車で登場しましたからね(笑)。その時点で「HANGさん、ヤベぇな」ってなるじゃないですか。そんなHANGさんの家にいっしょに行ったんですけど、そしたら次はいきなりめっちゃカッコいいヴァースを書いて速攻で録音したんですよ。俺からしたら初対面で2度もヤバいと思わされたんですよね。

HANG

- “Have Plans”に「ボロボロのチャリ笑って乗る大人が/実は最高に格好いいラップを蹴る事が/俺の目にはなんか輝いて映った」ってその経験を基にしたリリックがありますもんね。

唾奇 - さらに、HANGさんのラップを聴いた俺が喰らって、空港で飛行機を待っているあいだにヴァースを書いて、沖縄に帰ってすぐにレコーディングしたんです。その曲はまだ世に出ていないんですけど、それが1年以上前の話ですね。

TOCCHI - 俺にとっての音楽は、「あいつより勝りたい」とかそういう気持ちを表現するものじゃないんですよね。604のヤツらと出会って、そういう考え方が加速しましたし、これでいいんだな、これで幸せなんだって思うようになりましたね。


TOCCHI - Have Plans (Prod.CraftBeatz)

- RAITAMENさんをフィーチャーした“Whatever”には「ここじゃほとんどの奴がしたがる競争/あいつに勝てたなら晴れてようやく本物/外から見てれば楽しいな相当/その類への参加やめとくよ今後」ってリリックがありますね。ここには競争社会との距離感が表現されていますよね。

RAITAMEN - 沖縄の土地柄が人間をそうさせている側面もあると思いますね。俺は名古屋に住んで、働きながら音楽をやっているんですけど、大都市だとどうしてもFLEXしてしのぎを削るってなりがち。沖縄ではそうならないんだと思う。


TOCCHI - Whatever feat.RAITAMEN (Prod.by CraftBeatz)

唾奇 - 沖縄の人たちはみんなだいたいそういうマインドだと思うんですよ。沖縄を出てガチガチにやったろうって人は少なくて、もし俺らの音楽が聴きたいなら、お前らが沖縄に来いってスタンスだと思うし。

HANG - しかも良い音楽は良い音楽としてちゃんと評価されるべきって考え方が浸透していると感じますね。俺やTOCCHIのように604にあとから来たヤツらは沖縄の人のそういう人柄や地域の色に惹かれていますよね。

- ところで、604はそもそもどんな集団なんですか?

唾奇 - 絵に描いたような社会不適合者の集団ですね。俺、家に帰ろうとしたら実家が売られていて住む家がなくなってしまったことがあるんですよ。当然「どうしよう?」ってなるじゃないですか。それで、MAVELさんの家に転がり込んで、さらにそこにいろんなラッパーが集まって604ができた感じですね。

TOCCHI - MAVELさんの、那覇にあるマンションの部屋が604号室だった。だから、MAVELさんが604のボスであり家主ですね。

唾奇 - で、曲のシャウトで604って言っていたら、みんなが自然と604って使うようになって、それがチーム化していった感じですね。

HANG - 604はラッパーが9割ですね。

 

『Swings』の制作はすべて身内で完結させた


MAVEL x HANG x TOCCHI / August(prod.CraftBeatz)

- 604は今年の夏に、6曲入りの『猫盤』というコンピレーションを出していますね。TOCCHIさんの存在も要になっていますし、『Swings』の全トラックをプロデュースしたCraft Beatzも大活躍しています。そこで、TOCCHIさんがどのように音楽と出会い、シンガー/プロデューサーになっていったのかも教えてもらえますか。

TOCCHI - はい。大きかったのは、10代のころに友だちに教わって聴いたスティーヴィー・ワンダーですね。それと、R&B。そこからヒップホップを聴くようになるんです。音楽をむちゃくちゃディグって聴きまくるというより、曲を作りたいっていう気持ちが強いタイプだったんです。それでひとりで曲を作り始めて、そのうちに自然に歌うようになった。そこから人前でも歌いたいっていう気持ちが生まれてきて、地元の札幌でラッパーがやっているようなイベントと接点を持つようになるんですけど、自分は不良じゃないからラップはできないなって思い込んでいて。

一同 - ナハハハハハッ!

hokuto - それは90Sの考え方でしょ(笑)!

TOCCHI - いや、でも、そういう考え方をしていたから、ラップに関しては部屋の中でレコーディングしたものをひとりで聴いていたんですよ。だから昔はメロディしか歌っていなかったんですけど、例えばPSGみたいな不良じゃないヒップホップのグループを知ったりして、不良じゃなくてもラップしていいんだって、じょじょにラップするようになった感じですね。

TOCCHI

- 『Swings』を聴いてまず感じたのが、TOCCHIさんの、ソング・ライティングとライミングの融合のさせ方がとても個性的だなってことでした。

hokuto - 僕もそれは思いますね。TOCCHIくんはシンガーであり、ラッパーでもあるのが面白いと思うんですよ。ラップもメロディが付いているラップだし。あとやっぱりCraft Beatzのビートのクオリティが高い。

唾奇 - 俺は、Craft Beatzは日本のヒップホップ・シーンのビートのレベルを上げていると思いますね。

hokuto - 『Swings』にはいわゆるヒップホップのセオリー通りの曲がほぼないんですよ。例えば16小節のヴァースを蹴って、8小節のフックがあって、さらに16小節のヴァースを蹴るっていうセオリーがあったりするじゃないですか。でも、16小節のヴァースのあとに4小節歌って、12小節はラップするとか、ワン・ループに囚われていない。TOCCHIくんとCraft Beatzでそういう斬新な展開を作り出しているのが面白いんです。

TOCCHI - 俺はむしろ沖縄に来て知り合ったヤツらにヒップホップのワン・ループのカッコ良さを教えられたところがあるよ。hokuちゃんのビートもそうだし、604のDisryのラップもめっちゃカッコいいと思う。“Have Plans”以外は沖縄に移住してから作ったんですけど、沖縄でみんなに出会わなければ『Swings』は完成していないですね。そう、それと、“これだけで十分なのに”を出したあとに、「チル系だよね」って言われることが増えたんですよ。良い意味で言ってくれているのはわかるんですけど、「俺はチル系じゃない」って気持ちもあって。そういう気持ちで作ったのが“Whatever”ですね。

唾奇 - ビートを聴いて俺は「これでラップするのはRAITAMENじゃねえ?」って言ったんだよね。

TOCCHI - そう。唾奇がPOMと604を石垣島に連れて行ってくれたおかげでRAITAMENと曲を作ることができた。

唾奇 - 伝説の夜だね。

RAITAMEN - 石垣島に行く前日、唾奇がPOMのメンバーを呼んで那覇のクラブ「G+ OKINAWA」で“謎NAZO”(2019年4月5日)ってイベントを主催したんですよ。イベントをやる前から、「その翌日と翌々日は絶対に予定を空けておいてください」って俺らは言われていて。いまから考えれば、唾奇は両方に所属しているから、604とPOMに仲良くなって欲しかったんですよね。

TOCCHI × RAITAMEN

- 2つのグループを合わせたらかなりの人数ですよね。

RAITAMEN - 17人泊まれる別荘みたいな場所を2つ借りて、それぞれに20人ぐらいずつ泊まりましたね(笑)。

- すげえ(笑)。

RAITAMEN - ただ、POMのメンバーもみんながみんな、初めましての人といきなりワッと盛り上がって仲良くなれるような人間ばかりじゃないんですよ。そこもわかった上で唾奇が俺らをかなり強引に誘ってきたから、正直最初は渋々行った感じもあったんです。で、案の定、うまく打ち解けられなくて(笑)。

TOCCHI - それでも最終的には仲良くなってRAITAMENと曲を作ることができたし、RAITAMENのリリックには、俺と石垣島で星空を見上げたことも書かれていますからね!

一同 - ハハハハハッ!

TOCCHI - だから、俺が沖縄に来てからの人間とのリンクを作ってくれているのはほぼ唾奇ですね。

唾奇 - そう! しかもその石垣島のお金をほぼほぼ払って全部コーディネートしたのが俺っす!

 - さすがだ。

唾奇

RAITAMEN - 唾奇は家がなくて住所不定の時期もあったりしたし、POMのなかではどちらかと言うと甘えん坊のキャラなんですよ。だから俺が衝撃を受けたのは、604のなかで唾奇が一番しっかり者だったことですね(笑)。

HANG - 604のメンバーで普通に仕事している人はほぼいないですからね。

唾奇 - いや、yasaiさん(沖縄のストリート・ブランド「ROKKAN O.C.」のショップで働く)はちゃんとしている人でしょ。

HANG - でもだいたいのヤツは必要最低限のお金をなんとかメイクして生きている感じですね。だから、貯金もない(笑)。

 - とはいえ、おのおのここ1、2年でライヴの数も客演も増えたでしょうし、いろいろと環境は変わったんじゃないですか?

唾奇 - そこはやっぱり変わりましたよね。でも、基本は変わらないですよ。俺に関して言えば、ネコを飼えるようになったぐらいですね。フィーチャリングで参加したMAVELさんとの“足を出して”が7インチ化するときに「ギャラを出せないから」ってことでもらったアナログを売ってネコのチャリティーに募金したり(笑)。

HANG - 俺らは何かを持って変わるタイプじゃないと思うんですよ。だから、俺らと合わない人は合わないと思う。俺らにイラついちゃうと思う。

TOCCHI - 「Swing」ができたのは去年だったけど。

唾奇 - 俺のラップが入ったリミックスができたのは入稿ギリギリの何日か前ぐらい。

hokuto - 入稿の1週間ぐらい前に60%しかできていない状態で、その1週間で40%ぐらい終わらせましたね。みんなぜんぜん焦んないんですよ!

唾奇 - そう、だから、hokuちゃんは俺らにプレッシャーを与えるためだけに沖縄に来たんだよね。「バッキー、もう今日はやるから!もう無理だから!」ってね。

一同 - ハハハハハッ。

hokuto

- A&Rの鑑だ!

hokuto - それでも僕が来た1日目は唾奇くんは酔っぱらってて。その次の日ぐらいにやっとリリックができた。HANGさんはラップだけじゃなくて、ジャケットやアートワークも担当していたからさらに大変だった。

HANG - 俺はずっと頑張ってたんだよ。フルタイムで朝から夜まで向き合っていたのになかなかできずに「どうしよう、どうしよう」って焦ってて。でも、『Swings』の制作はすべて身内で完結させることができたんですよ。デザイン、ミックス、マスタリング、PVまで。

唾奇 - これがベストですね!

HANG × 唾奇

- ちなみにFinal Weapon Companyってレーベル名ですよね。

唾奇 - 最終兵器会社(笑)!

hokuto - で、『Swings』がレーベル初の作品ですね。これまでずっと自分たちだけで全部やりたいねって話してきたんですけど、今回それが実現できたんです。僕自身がみんなの音楽を大好きでもっと聴きたいから、自分たちだけでできる確信を持てたのは大きいですね。

TOCCHI - やっぱり日本では人と競い合ってなんとかしようとする人がマジョリティで、俺らみたいなのはマイノリティだとは思うんです。もちろん人と競争してパワーを出して頑張ることで良いこともあるのはわかるんですけど、沖縄に来て、今日話したように、違うやり方やマインドもあるなって気づいたし、そういうマインドで作れたのが今回の『Swings』なんですよ。

 

Info

アーティスト名:TOCCHI
タイトル : Swings
発売日:2019年10月9日(水)

Label : Final Weapon Company
Cat No : FWC-0001
フォーマット:CD(歌詞カード付き)
価格:1500円(Tax out)

TRACK LIST

1.Rim Elm
2.Have Plans
3.Chose This feat. HANG
4.Swing
5.Whatever feat.RAITAMEN
6.TAP
7.Swing Remix feat.唾奇

All Produced by Craftbeatz

 

『CIRCUS LIVE TOCCHI ワンマンツアー』

2019年12月8日(日)
CIRCUS OSAKA
19:00 OPEN
19:30 LIVE START
2500/1D

チケット購入リンク
https://eplus.jp/sf/detail/3145620001-P0030001P021001?P1=1221

 

TOCCHI

Instagram
https://www.instagram.com/tocchi_1991

Twitter
https://twitter.com/TOCCHI_SAPPORO

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