6ix9ineの元ギャング仲間が自身のIQの低さを理由に刑を軽くすることを要求
現在、強盗や殺人、放火など計9つの罪で拘留されているものの、ついに2020年初頭に釈放される見込みであることが明らかになった6ix9ine。そんな彼とともに逮捕されたうちの1人が自身の知能の低さを理由に減刑を求めていることが明らかになった。
XXLが今週火曜日に入手した裁判所文書によると、6ix9ineの共犯者の1人であるAaron“Bat”Youngが刑期の短縮を求めているとのこと。彼は今年4月に、殺人及び強盗への関与、凶悪な恐喝行為の幇助、銃火器の違法所持、薬物売買への関与や幇助などの罪を認め、現在裁判中なのだが、このままガイドラインにのっとり判決が下された場合、彼には240ヶ月(20年)の服役が言い渡される。しかし、Youngは240ヶ月よりも短い期間の服役を要求しているという。
彼の弁護士を務めるAaron Mysliwiecは、裁判の判事を務めるPaul Engelmayer氏にYoungが非常に早産で生まれたことに加え、子宮の中に居た時からコカインの影響を受け、コカインに依存するようになったといった内容の手紙を綴ったそう。
さらに、同弁護士はYoungが幼少期から母親に虐待を受けており、腕を骨折していたことや、それにより彼が精神面に問題を抱えており、知能の発達が遅れているといった内容も書かれているとのこと。
XXLには実際の手紙の文が引用されており、「彼(Young)が5年生だった時、彼が通っていた学校が、彼のIQが63で、彼が精神面や知能面において軽度の発達障害を患っていると診断した」というものや、「最終的に、彼は話し方やボキャブラリーを改善することは出来たが、未だに読み書きの能力に関しては貧弱なままだ。彼の人生の大部分において、彼は自分自身をサポートするために生活補助やその他の政府の制度に頼ってきた」といった細かい情報も書かれているとのこと。
また、手紙の他の部分には、すでに禁固15年という判決を下された6ix9ineの元マネージャーであるShottiや、同じく11年以上の禁固刑を言い渡されている6ix9ineの元ギャング仲間であるJamel“Mel Murda”よりも、Youngの刑は軽くなるべきだという主張も盛り込まれているという。
もし弁護士が言っているように、Youngが発達障害を患っているのであれば、刑期の短縮を考える余地はありそうだが、果たして最終的な判決はどのようなものになるのだろうか。