Kanye WestがBeats 1のインタビューでポルノ中毒、大統領選などについて語る|次回作『Jesus Is Born』をクリスマスにリリースすると予告

今日10月25日に待望のニューアルバム『Jesus Is King』のリリースを予告しているKanye West。そんな彼が昨日、アルバムに先駆けてBeats 1の番組に出演し、Zane Loweによるインタビューに応えた。

Complexの記事によると、Kanyeはインタビューの序盤で自身が幼少期からポルノ中毒に陥っていたことを明かした。彼は「俺が5歳の時、父親がPlayboyを読んでいたんだ。Playboyがポルノ中毒への入り口だった」「その経験が、5歳から今に到るまでの俺の選択に大きな影響を与えたんだよ」と語っており、父親が読んでいた雑誌のグラビアによってポルノを非常に好むようになったとしている。さらに自身が後年セックス中毒に陥ったことも明かされ、「ロックスターの人生の脚本みたいだ。5歳の頃に見つけたPlayboyに、TimberlandやBalmain Jeansを着てMTV Awardsに出た時のことも書かれていたんだ(中略)俺の母親はその前の年に亡くなった。その後ドラッグに溺れる人もいるけど、俺は自分のセックス中毒に溺れたんだよ」としている。性的な物事に対するKanyeの複雑な心理はアルバムにゲストとして参加したアーティストたちにも及んでいたようで、『Jesus Is King』の制作に参加したアーティストに「レコーディング中はパートナーとの婚前交渉をしないでくれ」と頼んでいたことも語られた。以前彼が妻のKim Kardashianに「服がセクシーすぎて悪い影響を受ける」との文句をつけていたことも報じられたが、そのような発言も彼のセックスに対する執着とキリスト教的な価値観が合わさった物だったのだろう。

話題はKanyeの2024年大統領選への出馬計画にも及んだようだ。トランプ大統領の支持を度々表明し物議を醸していた彼だが、今回のインタビューでは自身を「最もリベラルな人間」「これまでの人類の歴史の中で最も偉大なアーティスト」と発言した上で、トランプの「Make America Great Again」の帽子を被っていたことについて「神の悪ふざけだった」としている。しかし今月頭に彼がソルトレークシティで行なった「Sunday Service」では共和党支持を改めて表明していたため理解に苦しむ発言だが、Kanye自身は大統領選への出馬を未だに計画しているようで、政界進出への意欲は変わらないようだ。

さらに、今回の『Jesus Is King』に続くアルバム『Jesus Is Born』を今年の12月25日にリリースする、という驚きのアナウンスもなされた。両作について彼は「俺は神の遣いであり続ける。苦しむことは好きじゃない。誰一人“痛み”を愛してはいないが、でも俺は、良い時も苦しい時も神を讃え続ける。なぜなら、神の恵みも、教えも共に経験したからだ。俺は、俺が経験してきた全てにおいてとても恵まれている。15年間やってきて、このアルバムを作るにあたって絵画に大きなインスピレーションを受けた。俺が未だに聴きたいと思えるものだ。音楽は俺の仕事で、それがアルバムを出す理由だ。神に仕えること、それが俺がここにいる理由なんだよ」と語っており、今後は神を讃えるゴスペル的な作品をリリースし続けるという意思を改めて表明している。

Zane LoweによるKanye Westインタビューの全編はこちらから聴くことが出来る。

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