デニス・ホッパーによる『ラストムービー』が31年ぶりに劇場公開 | 予告編も公開

1988年に公開されたハリウッドの異端者にして鬼才のデニス・ホッパーによる革命的傑作『ラストムービー』が31年ぶりに劇場公開が決定した。

解禁された予告編では、冒頭にストーリーが説明された後に、馬に乗りテンガロンハットを被ったデニス・ホッパー演じるカンザスの姿が映し出される。続けて、映像は西部劇の撮影風景に移るが、そこで監督役を演じているのは、本物の映画監督であり、ホッパーの友人であったサミュエル・フラーである。その撮影を見ていた村人が、撃たれて屋根から落ち死んだ演技をしている男を、本当に死んでしまったと動揺している姿、赤い車の後部にくくりつけられている血だらけ男など、次第に村が不穏な空気に包まれていく様が描かれる。そして、遂に村人たちが“映画”の真似を始めて、藁のような草で作ったカメラで撮影を始める。カンザスは、その村人たちの作る映画『ラストムービー』の主役に抜擢され、演技と本当の境目の無い村人たちの狂気の映画撮影に巻き込まれていく様子が描かれている。

また、予告編と同時に解禁された、メインビジュアルには、遺影のようなホッパーの姿が捉えられ「死に場所を、探せ」とキャッチコピーが添えられた。

デニス・ホッパーによる革命的傑作『ラストムービー』は、12/20(金)から新宿シネマカリテほか全国順次ロードショーされる。

info

『ラストムービー』
(1971年|アメリカ映画|カラー|ヴィスタサイズ1:1.85|DCP|108分|原題:THE LAST MOVIE)
監督:デニス・ホッパー 製作:ポール・ルイス 撮影:ラズロ・コヴァックス 脚本:スチュワート・スターン 出演:デニス・ホッパー、ステラ・ガルシア、ドン・ゴードン、ジュリー・アダムス、トーマス・ミリアン、ピーター・フォンダ、サミュエル・フラー、クリス・クリストファーソン、ミシェル・フィリップス
◆キングレコード提供 ◆コピアポア・フィルム配給
公式サイト:dennis-hopper-2019.com   © 1971 Hopper Art Trust, 2018 Arbelos

related

京都・出町座での特集上映『肌蹴る光線 —あたらしい映画—』で清原惟やジョナス・メカスの作品など5作品を上映

京都の映画館・出町座で上映シリーズ『肌蹴る光線 —あたらしい映画—』特集が、8/21(金)から開催される。

UKの文化「カジュアルズ」の黎明期を描いた2009年の映画『アウェイデイズ』の日本公開が決定

1979年のマージーサイドを舞台に、破滅的な若者たちと、英国フットボール発祥の文化“Football Casual(カジュアルズ)”の黎明期を描いた2009年本国公開のイギリス映画『アウェイデイズ』が、2020年10月16日(金)より新宿シネマカリテほかにて日本初公開される事が決定した。

空族の特集上映『空族リターンズ 2020』が8月に開催 | 『バンコクナイツ』や『サウダーヂ』など全作品を上映

『バンコクナイツ』や『サウダーヂ』などの作品で知られる映像制作集団・空族の特集上映『空族リターンズ 2020』が、8/22(土)から8/28(金)まで新宿 K's cinemaで開催される。

most popular

ヘイトスピーチや嫌がらせを発見した時にするべき4つのこと

公共の場で嫌がらせを受けている人を見つけた時はこのように行動しようというイラスト付きのリストを投稿され、多くの人にシェアされている。

テキサスで男性が鋼鉄のフェンスとセックスし逮捕

18日、米テキサス州の32歳の男が鋼鉄のフェンスと性行為を行い、告訴された。法廷に現れず、現在逃亡中とのこと。

ヴェネチアのビエンナーレに出展された「世界東京化計画」とは?世界の有名都市が東京に変化する映像作品

6つの都市が「東京のようなアーバンランドスケープになってしまったら?」というテーマ制作された「世界東京化計画」というビデオ作品はヴェネチア・アーキテクチャー・ビエンナーレで展示されている。