Drakeが自身の父親の主張に対して「俺は真実しかラップしていない」と返答
今やストリーミングの帝王として圧倒的な人気を誇るDrake。そんな彼は度々、楽曲の中で自身の父親との疎遠な関係やわだかまりについてラップしているのだが今回、ラジオ番組に登場したDrakeの父親が息子のラップについて事実と異なるという主張をし、話題になっている。
先週金曜日、Drakeの父親Dennis Grahamがアメリカのラジオ局Power 106のNick Cannonのインタビューに登場。自身の息子であるDrakeの楽曲について語っている。
先述したようにDrakeは度々、楽曲の中で父親との関係についてバースを蹴っているのだが、それについて「私は彼のラッ)についてDrakeと話したよ」と語り始めたDennisは続けて「私はいつもDrakeとともに過ごしていた。毎日とは言わないまでも頻繁に彼とは話すようにしていたし、私達はその事について本当に真剣に話していたんだ。私がDrakeに「なんでお前は私について全く違うことをラップするんだ?あんまりかっこよくないぞ」と言ったら、彼は「父さん、その方が曲が売れるんだよ」と答えてきて、私は「オーケー、まあ良いんじゃないか」と言ったよ」とDrakeが曲の中で語っていることを否定するとともに、彼が売れるために嘘を言っていることをほのめかした。
実際、Drakeは2011年にリリースした楽曲“Look What You've Done,”や2013年の“From Time”の中で父親について言及している。
そんな中、今週火曜日、DrakeはInstagramのストーリーにて自身の父親の主張に返答。楽曲に嘘はないと疑惑を真っ向から否定した。
「今日は起きたら胸が痛かった」と始まる文には「父は自分の話を聞いてくれる人に対しては何でも言うだろう。家族がこのようになってしまったのは悲しいけれど、俺達は行き詰まっていて、どうすれば良いか分からない。俺が今までに歌ってきたバースは真実だけど、一部の人々にとって真実というのは受け入れがたいものなんだよ」と綴られており、彼は父親を非難するとともに楽曲の中で自身がラップしていることは全て事実だと主張している。
他のラッパーではなく、自身の父親との論争という思わぬ問題が起きてしまったDrakeだが事実を言っているのはどちらなのだろうか。もし、Dennisの主張が本当ならばDrakeはファンを裏切っていたと言っても過言ではない。いずれにせよ、家族は大切にするべきというのは間違いないのだが。