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BANKSYの活動にフォーカスした書籍『バンクシー 壊れかけた世界に愛を』が刊行
日本でも近年一般的に知られるようになったBANKSYの謎めいた活動を、ロンドン在住の研究者・吉荒夕記が現地取材した『バンクシー 壊れかけた世界に愛を』が美術出版社より9/10(火)に刊行される。
著者の吉荒夕記は、ロンドン在住で博物館学を専門にする研究者。ミュージアムを舞台にしたゲリラ展示でBANKSYの標的側に立たされたことがきっかけとなり、BANKSY研究を開始。本書では、世界各地に仕掛けられた「いたずら」や「事件」を追いながら、BANKSYが投げかけるメッセージの真意に迫る。
翻訳書を除く日本語でのBANKSY論の刊行は初。日本では馴染みの少ないストリート・アートが生まれた背景や、作品 理解に欠かせないイギリスの社会問題まで丁寧に解説し、入門書にも最適な1冊となっている。
Info
『バンクシー 壊れかけた世界に愛を』
著者:吉荒夕記
発売:2019年9月10日
定価:2000円+税
発行:美術出版社
仕様:A5変形、並製、244ページ
ISBN:978-4-568-20275-5
Amazonはこちら https://www.amazon.co.jp/dp/4568202752/
【目次】
プロローグ
第一章 バンクシー、三つの事件簿
第二章 覆面の謎
第三章 ストリートアートと場の密接な関係
第四章 アートに風穴を
第五章 分断の壁に描く
エピローグ バンクシーの経歴(1973〜2019年)