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Ariana Grandeが「ライブでオートチューンを使うな」と批判したファンに反論
ボーカルにオートチューンをかけた楽曲がポピュラーな昨今、ライブパフォーマンスの際にオートチューンをかけるアーティストも多い。しかし、中にはオートチューンを用いたライブに嫌悪感を覚えるリスナーもいるようだ。
Complexによると、Ariana Grandeのライブを撮影した動画に、とあるInstagramユーザーが「これはオートチューンのように聴こえるし、恐らく生のライブじゃない。あなたは素晴らしいシンガーだし、あなたの声や曲を愛してる。でも、これはライブじゃない」とコメント。
すると。Ariana Grande自身が「私はこれをあなたの家のリビングでも出来るよ。ミキシングも助けも無しでね。ブロードウェイでも出来るし、実際にやった。シャワーでも出来るし、車の中でも出来る。これは私の才能だし、それがここにいる理由だよ。毎晩30以上の曲を歌ってる。全部の歌詞をね。それが私の仕事。私を輝かせて」と反論した。温和な口調だが、しっかりと自身に実力が備わっていることとパフォーマンスへの矜持を見せている。
その後、問題のコメントをしたユーザーは他のファンから多くのバッシングに逢い、コメントを削除して謝罪に追い込まれてしまったようだ。確かに的外れなコメントではあったが、気の毒な話ではある。
オートチューンを楽曲の中で効果的に用いるためには一つの技術が必要になる上に、Ariana Grandeの歌唱力が並外れたものであることは世界中の多くのリスナーが知っていることである。それでもオートチューンに抵抗を感じる人々はまだ一定数存在するようだが、今後時間が経てばそれらの人々の認識も変わって行くはずだ。