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A$AP Rockyの判決が控訴されず保護観察処分が確定
スウェーデンで一般人と乱闘騒ぎを起こし、一ヶ月に及ぶ拘留の末裁判で2年間の保護観察処分に処されたA$AP Rocky。現在はアメリカに戻り活動を行なっている彼だが、今回、裁判の上告が行われず2年間の保護観察処分という判決が確定したことが報じられた。
CNNによると、スウェーデン検察のDaniel Sunesonが今週火曜日、A$AP Rockyの裁判の控訴を取り下げたことを発表。彼は「私の意見では、今回の刑事事件は2年間の禁固刑以上の刑罰に相当します。しかし、十分な検討がなされた結果判決を上訴しないことが決定されました」としている。同時に「実際に、3人の被告全員が暴行の容疑で裁判にかけられ、自衛行為という主張は棄却されました。これは裁判の争点とされていたものです」としているため厳しい判決を検察側は要求していたようだが、いずれにせよA$AP Rockyが保護観察処分以上の罰を受けることは無いようだ。
A$AP Rocky自身は有罪判決が下されたことについて「もちろん今日の判決には失望している」としていたものの、懲役刑を逃れたことでこれまで通りの活動を再開することが可能となった。有罪判決が果たして妥当であったのかは議論の余地があるが、ファンにとっては望まれた着地が実現したと言える。
先日には新曲“Babushka Boi”のリリースが予告され、アートワークとMVノ一部がプレビューされていた。
逆境を無事に乗り越えたA$AP Rockyの今後に期待は高まるばかりだ。