Young Thugが自身とLil Wayneは似ていないと語り、Rich Homie Quanとは今後一切コラボしないだろうとも述べる

先日、ニューアルバム『So Much Fun』をリリースしたYoung ThugがBig Boyのラジオ『Real 92.3』に登場。自身が大きな影響を受けたLil Wayneや、以前Rich Gangとしてともに活動していたRich Homie Quanについて語っている。

まず、Lil Wayneについて彼は「分からないけれど、俺とあいつ(Lil Wayne)は似ていないと思う。あいつはずっとBirdmanと一緒だったし、甘やかされていたし。あいつは9歳からスーパースターだったから、自分のやり方しか知らない」と自身とLil Wayneが似ているという意見を否定するとともに、非難している。ちなみにYoung ThugとLil Wayneは以前作品名を巡ってビーフを起こしたことがある。当時、まだリリースされていなかったLil Wayneの『The Carter V』になぞらえてYoung Thugが自身の新作を『The Carter 6』という題名でタイトルでリリースしようとしたところ、最終的にタイトルを『Barter 6』に変更せざるを得なくなったというものだ。その後、Wayneのツアーバスが襲撃に遭うなど過激な様相を呈していったビーフだが現在はひとまず落ち着いたとみられる。

また、Young Thugは以前Rich Gangとしてともに活動していたRich Homie Quanについても話している。ここ数年、コラボ楽曲などは発表していない両者だが、Young ThugはRich Homie Quanに対して恨みなどの感情は抱いていないと明かした。


「俺たちにはなんの問題もない」と語り始めた彼は続けて「もう俺たちは昔のようには戻れないと思う。あいつ(Rich Homie Quan)はもうクソみたいなことをしたし、もう俺の気持ちも分かっていると思うよ。俺は許してる、常に許しているよ」と両者間に問題は無いとしながらも、コラボをすることはないことをほのめかしている。
Young ThugとRich Homie QuanはRich Gangとして活動していた2014年にリリースした“Lifestyle”で一気に名を上げたが、Quanのソロとして活動していきたいという発言を受け、両者に亀裂が入ってしまった。現在は、Young Thugの方がソロで結果を出しているというなんとも皮肉な結果となってしまったが、Quanの方はどのように感じているのだろうか。

インタビュー全編は下の動画から見ることが出来る。

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