以前スウェーデンで拘留された経験を持つG-Eazyが「俺の扱いがA$AP Rockyよりも良かったのは人種差別のせいだ」と指摘する
一般人との乱闘を理由にA$AP Rockyを数週間に渡って拘留していることで、スウェーデン政府が多くの批判を浴びている。そのような状況の中、過去に“No Limit”でコラボを行なったほか自身もスウェーデンでの逮捕、拘留の経験を持つG-EazyがA$AP Rockyの件についてコメントを発表した。
XXLによると、先週金曜日にTwitterを更新したG-Eazyは「悲しいことに、俺とA$AP Rockyのスウェーデンでの扱いの差には二つの吐き気を催すことが関係していると思う。白人の特権と、人種差別的なシステムだ。もう終わりにしようぜ。彼は今刑務所にいるべきじゃない。俺の心はA$AP Rockyとともにある」とツイート。A$AP Rockyの不当な拘留は人種差別が理由であると指摘している。
This is the sad truth...The difference between me and Rocky’s treatment in Sweden brings to mind two concepts that disgustingly go hand in hand: white privilege and systemic racism. Let's call it what it is. He should not be behind bars right now. My heart goes out to @asvpxrocky pic.twitter.com/PHDrKsfiUF
— G-Eazy (@G_Eazy) July 20, 2019
G-Eazyは2018年に暴行とコカインの所持によってスウェーデンで逮捕されたが、わずか2日で刑務所から解放。執行猶予付きの判決が下り、合計10900ドル(約100万円)の罰金を命じられた。確かに、ある程度情状酌量の余地がある暴行にも関わらず異例な長さの拘留を受けているA$AP Rockyとの差が際立つ。
スウェーデン側は「人種差別だ」という批判に対し否定を行なっているが、不透明な部分が目立つA$AP Rockyの拘留はバッシングを受けても仕方のないものだと言えるだろう。