Young Thugが自身のライブ中に車いすの少年をステージに上げる
先週の6月28日から30日の3日間に渡って、スウェーデンで開催された『Lollapalooza Stockholm』。Travis Scottをはじめ、Lil Uzi VertやBillie Eilishなど豪華アーティストがライブ披露し、大盛り上がりで幕を下ろした同フェスだが、そんなフェスの最中に心温まる一幕があったようだ。
今週月曜日発行されたPeopleによると、同フェスに出演したYoung Thugが自身のライブ中に14歳の少年Stevenをステージに上げたそう。その時、Young ThugはCamila Cabelloとのヒット曲“Havana”を披露していたらしい。
Stevenは病を患っており、車いすで彼のライブを観賞していたようなのだが、そんなStevenに最初に気づいたのはThugのマネージャーだったそうだ。多くの観客の中で“Havana”のリリックを完璧にラップするStevenを見つけたマネージャーがYoung Thugにその事を教えると、彼はStevenと彼の母親のもとに行き、Stevenがリリックを全て覚えていることにどれほど感銘を受けたかを伝えたとのこと。
また、Stevenの母親はThugに対し、Stevenのお気に入りのアーティストがYoung Thugであること、そして、そんなお気に入りのアーティストのライブを見るためだけに車で何時間もかけてストックホルムまでやってきたことを話したとPeopleは伝えている。
Thugは自身のライブ後にも、Stevenと彼の母親を自身の元に招待。その様子が動画に収められている。
自身のあこがれのアーティストに会えたStevenは非常に嬉しそうで、2人でハイファイブを交わすなど見ているこちら側の心温まるような動画である。Instagramではそんな2人の様子を収めた写真を見ることが出来る。
ファンに対する粋な計らいを見せたYoung Thug。Stevenにとっては一生の思い出となったことだろう。