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MV撮影のため高速道路の標識に登ったラッパーが起訴される
YouTubeでMVがバズることによって、一気にラッパーとしての知名度を上げることが出来る昨今。しかし、ユニークなMVを作ろうとするあまりやり過ぎてしまった男が現在窮地に立たされている。
XXLが報じるところによると、Dephreeという名義でラッパーとして活動するAlexander Dunnという男がMVの撮影のためLAの高速道路の標識に登ったところ、警察が出動し交通に混乱を起こしたため起訴されてしまったという。
Dephreeはその名も“Man on Freeway Sign”という楽曲のMVにおいてボクサーパンツ一枚の半裸という出で立ちで道路標識に登っており、パトカーが出動している様が映されている。「汚染と戦え、お互いと戦うな」などと書かれたプラカードを掲げており、救助隊が用意したマットの上にバック宙で飛び降りるなど、とにかく命知らずな人物であることが分かる。
ロサンゼルス検察のMike FeuerはLos Angels Timesに対し「この許しがたい行動は交通の安全を保障するサービスに干渉し、二時間も交通を止め、何千人もの人々の生活や仕事に支障を来たしました。我々は被告人を、無謀かつ自己中心的な行動の責任を問うために拘留します」と語っており、かなりご立腹なようだ。
Dephreeは最大で3年間の服役刑と3000ドル(約32万円)の罰金を課され、さらに交通に対する損害賠償として数千ドルの支払いを要求される可能性もあるという。
MVを撮影する際は、出来るだけ安全かつ人に迷惑をかけない手段でユニークな作品を制作することを目指した方が身のためかもしれない。