若きモリッシーの姿を描く映画「イングランド・イズ・マイン モリッシー,はじまりの物語」の予告編が公開
80年代、痛烈な言葉と音楽性でイギリスのミュージックシーンを席巻した伝説のバンド、ザ・スミスのボーカルリストであるスティーブン・モリッシー。彼が若き日の苦悩と挫折を乗り越え、のちに世界にはばたくミュージシャンとして生きる決意を描いた青春音楽映画『イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語』が、5月にシネクイントほかで全国公開となる。
舞台は1976年のマンチェスター。学校をドロップアウトしたスティーブン・パトリック・モリッシーは、音楽への情熱は人一倍だが、コミュニケーションが苦手な皮肉屋の17歳。「地元の音楽シーンは最悪」と反発し、仕事をサボって詩に夢中になる姿から予告編ははじまる。
「仕事か音楽か選べ」といわれ仕事を辞めた彼は、友人リンダーの「行動してチャ ンスを掴んで」という言葉に勇気づけられ、掲示板のメモを頼りにバンドを結成。音楽活動は順調でロンドンのレーベルからオファーを受けるが、必要とされていたのはスティー ブンではなかった...「世界は僕を必要としていない」どうしてよいかわからず苦しむ中、 彼の才能を信じる人々に後押しされ「たとえ世界に望まれなくても、僕はうたう」と、再び詩を書き歌いはじめる。
若き日のモリッシーを演じるのは『ダンケルク』で一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たしたジャック・ロウデン。モリッシーの才能を見抜き後押しするアーティストの卵、リンダー役には「ダウントン・アビー」シリーズのジェシカ・ブラウン・フィンドレイ。モリッシーを誘惑する職場の同僚役には新作ドラマ「キリング・イヴ/Killing Eve」で大抜擢されたジョディ・カマー。ニューヨーク・ドールズ、ロキシーミュージック、セックス・ピストルズ、モット・ザ・フープルなどの楽曲で彩られる作品の監督を務めるのはマンチェスター出身のマーク・ギルだ。
Info
『イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語』
5月31日(金)、シネクイントほか全国ロードショー
<クレジット>
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<配給> パルコ
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監督・脚本:マーク・ギル
出演:ジャック・ロウデン ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ ジョディ・カマー シモーヌ・カービー
2017 年イギリス映画/英語/カラー/シネスコ/94 分/原題:ENGLAND I? MINE/字幕翻訳:柏野文映