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21 Savageがキャリアの最初の頃は真面目にラップをしていなかったと明かす
先日、待望のニューアルバム『I Am > I Was』をリリースした21 Savage。
そんな彼がThe Breakfast Clubに出演。これまでのキャリアを振り返っている。
「俺はこれまでの人生で沢山のものを犠牲にしてきた」と語る彼はラッパーとしてのキャリアをスタートした当初、真面目にラップをしようとしなかったことを明かした。
「最初、俺は(ラップがどういうものか)本当に分かっていなかったんだ。なぜなら何があったのか本当に分からなかったからね。それが出来ること、そして俺とそれが出来ること(が分からなかった)。俺はただじっとして、俺自身の人生で起こったことについて考えてただけ」と当初、彼は困惑していたようだ。だが彼は続けて「俺は自分のベストを尽くすために出来ることならなんでもやらなきゃだめなんだ」と自分なりのベストの尽くし方を見つけたと語っている。
確かに今回リリースされたニューアルバムは比較的荒削りだったデビューアルバム『ISSA』に比べて、より洗練されており、ラッパーとしての21 Savageがより成熟したことを感じさせる内容になっている。それは題名の『I AM > I Was』からも伝わってくるだろう。
いずれにせよ、「自分のベストを尽くすために出来ることはなんでもやらなくてはいけない」という考え方はラッパーに限らず、全ての人に言えることだが、それを実際に行うのはなかなかに難しい。それを実現することができたからこそ、今の彼は現在のような地位を築くことが出来たといえるだろう。