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Chuck Dがユニバーサル・ヒップホップミュージアムの有名人委員長を務めることが発表
ヒップホップ史上最も偉大なグループの一つであるPublic EnemyのChuck Dが、開館が予定されているユニバーサル・ヒップホップミュージアムの有名人委員会の委員長を務めることが発表された。
Chuck Dはこの重要な役職に任命されたことについて「俺の人生はヒップホップというジャンルに捧げられている。それはアーティストとしての役割を果たし、それを他の人に広めるためだ。そんな仕事を、ユニバーサル・ヒップホップミュージアムでやりたいと思っている」とコメントし、ヒップホップの伝道師として博物館でも働きたいという意気込みを示した。また、ヒップホップについての博物館を作る意義については「俺たちが集団としてまとまって、歴史をみんなに提示しながら未来につなげていくために必要なものだ」と語っている。
博物館理事会の委員長を務めるオールドスクールレジェンドのKurtis Blowは、「Chuck Dはヒップホップカルチャーの中で最も知的で、リスペクトされていだ。彼が俺たちのチームにもたらす信頼は大きい。博物館の重要性を理解しているし、それを近い将来世界に広めることが約束されている」と、博物館の信頼性を上げる目的でChuck Dを選出したと明かした。
確かにポリティカルラップの草分けとして、またサウンド面でもヒップホップに革命をもたらしたPublic EnemyのフロントマンであるChuck Dは、ヒップホップの精神性を世界に伝えるという意味でこれ以上ない人選だろう。
ユニバーサル・ヒップホップミュージアムは2022年にブロンクスでオープンする予定だというが、どのような展示が行われるのだろうか。