Kid Cudiが自身のメンタルヘルスについて語るのを恥ずかしいと思っていたことを明かす

Kid Cudiといえば、メンタルヘルスについてラップするラッパーの先駆けとして、様々なアーティストからリスペクトを集める存在だ。

今回、彼はRed Table Talkのインタビューに登場。自身が鬱病を患い、自殺願望を抱いていたときの悩みについて語っている。

「俺は俺の問題を隠すのが本当に得意だったんだ。友達に対してもね」とその当時、自身のメンタルヘルスの問題について周りの人に打ち明けられなかったことを明かした。

彼は続けて、「俺は自分の道を外れたんだ。自分を隠し続けるためにね。なぜなら俺は恥ずかしかったんだよ」とその後も自分を偽り続けていたと語っている。

そんな彼が自分を偽るのを辞めたのが、今から遡ること2年前の2016年だ。彼はFacebookに長文で鬱病を患っていること、自殺願望を抱いていること、そしてその克服のためにリハビリ治療を受けていることを打ち明けた。
「俺は安らぎの中にはいない」という言葉から始まる文で彼はこのように語っていた。「皆が俺のことを知ってから、俺はいなくなった。俺はここに来なかったら、自分自身に何かをしてしまったと思う。俺は単純に毎日感情のプールで泳ぎ続ける傷を負った人間のような気分だった。俺の心の中には常に激しい嵐が起こってる。安らぎというものが俺はどういうものかわからない。平穏というものが俺はどういうものかわからない。俺の不安と鬱病は俺が覚えている限りの俺の人生を支配した。そのせいで俺は家から出ることさえも出来なかった。そのせいで新しい友達も出来なかった。そのせいで誰も信じることが出来なかった。俺はもう隠すのに疲れた。俺には安らげる価値があるはずなんだ」

ここで、本当の自分をさらけ出したことで、多くの人間がCudiに勇気づけられたのは言うまでもないだろう。今年は、KanyeとのユニットKids See Ghostsでの活動など勢力的な動きを見せたCudiだが、彼の人生がこの先も幸せに満ちていることを願うばかりだ。

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