偏愛家たちの同人誌『へのへのもへじPRESS』が創刊│創刊号はカセットテープとラジカセの偏愛について
猟奇偏愛同人誌『へのへのもへじPRESS』が、カセットテープとラジカセをテーマにした創刊号を発行する。
創刊号「BOOMBOX&TAPES」ではDesign Underground代表の松崎順一、日本シンセサイザーノイズHOPグループのMAMMOTH、中目黒waltzのオーナー角田太郎などの執筆陣をフィーチャー。ZINEはON SUNDAYSやウェブストアで販売中だ。
また、11月12日(月)〜11月18日(日)にかけて創刊記念イベントがTHE APARTMENT STOREにて開催された。同人誌のビンテージラジカセの展示販売、カセットレーベル MASTERED HISSNOISE のカセットテープ展示販売、グラフィックアーティストの AHAU の作品を展示販売し、11/17(土)はカセットテープレーベル MASTERED HISSNOISE による、中原昌也、MAMMOTH 出演のオリジナルテープ製作用の生録音ライブが行われた。
西暦 2018 年 XXX 日本。 マーケティングビジネス、ファストファッション、コンビニ、巨大モールが疫病のように蔓延。かっての拘りのある個性ある店や、その良し悪しを教えてくれたちょっと怖い憧れの店員さんは絶滅し、 当たり障りの無いお決まりの接客の顔なしのような店員が大量増殖。その結果、我々の審美眼、美意識、パッションは失われ、優秀な人材は海外に流出する始末 ...。その一方で。入手困難、高額、かさばる、不便、手間がかる無用の長物に価値を見出し、その魅力に憑かれてしまった偏愛家と呼ばれる方々がいる。
我々へのへのもへじ PRESS は、憂いを持って、現状の日本に対するアンチテーゼとして、
御意見無用!の偏愛家たちのパッションとアティチュード、その物の価値体系を記録する同人誌を創刊する事にした。記念すべき創刊号はカセットテープとラジカセの偏愛について。カセットデッキにお気に入りのミックステープを突っ込んで、のんびりとご覧下さい。その心意気はスペインの諺よろしく「優雅な生活が最高の復讐である」 でどうぞ夜露死苦。
info
へのへのもへじ同人誌
猟奇偏愛同人誌(FUNZINE ABOUT SUPER STRANGE LOVE) 創刊号:BOOMBOX&TAPES
【Featuring】松崎 順一 (Design Underground 代表 ) / MAMMOTH( 日本シンセサイザーノイズ HOP グループ)/ Geoff Johnson( ラジカセ Dr.) /五十嵐 慎太郎 (MASTERED HISSNOISE 代表 ) / 角田 太郎(waltz オーナー)/明石 悠(toosmell records 代表)/糸矢 禅(LIBRARY RECORDS 代表)/草野 象(ON SUNDAYS マネージャー)
【2018 年 11 月 12 日発売/価格 ¥1,500YEN+TAX / 500 部限定/日英バイリンガル原稿】 【体裁】A4 オールカラー 44 ページ(オフセット印刷、無線綴じ)