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Juicy Jが3分以内の短いヒット曲が増えた理由について語る
ストリーミングサービスで音楽を聴くことがポピュラーになった昨今、時間が短いヒット曲が増えていることを実感するリスナーは多いはずだ。史上もっとも短いヒット曲はLil Pumpの“Gucci Gang”(2分4秒)だが、そんな現状について元Three 6 Mafiaで現在も第一線を走り続けるJuicy Jが語っている。
人気番組「Breakfast Club」に登場したJuicy Jは、2分台の楽曲について「一回聴いたらもう一度聴きたくなると俺は思うよ」と肯定的に捉えていることを明かした。「何度も再生するんだ。それで金が入る。“Neighbor”に3つ目のヴァースを入れたことも、“クソが、何度も再生させろよ”と思って嫌だった」と語る彼は、再生回数に応じて報酬が得られるストリーミングサービスの仕組みを理解した上で、曲が短くなることはそれに応じた変化だと考えているようだ。「俺は3分以上あるものは何だって嫌だよ」と極端なコメントまで残している。
確かに1ヴァースのみをキックして短く終わる曲も増えているが、その一方でTravis Scottの“Sicko Mode”を始めとする凝った構成の楽曲がチャートを制覇することがあるのも事実だ。どのような戦略を採るかはアーティスト次第だが、ストリーミングを意識した曲作りをしている者が成功する時代が来ていることは確かだろう。