タイの軍事政権へのディス曲に対し政府側がアンサーソングを発表

先月末に発表されて以来大きな注目を集めた、タイの独裁政権を批判するラップチューン。RAP AGAINST DICTATORSHIP名義でリリースされたこの楽曲のMVは現在YouTube上で2800万回以上再生されており、バイラルヒットを記録している。そんな中、タイ政府がなんとRAP AGAINST DICTATORSHIPによるディスに対してアンサーのラップを返した。

タイ政府がリリースした楽曲は“Thailand 4.0”と題され、エレクトロなビートと非常にプリミティヴなラップが印象的だ。リリックの内容はタイの技術力の進歩と国家の発展を歌い、国民に労働を呼びかけたものだそうだ。MVはYouTubeで7万回ほど再生されているが、多くのユーザーが低評価をつけている。確かに、内容を考慮せず楽曲として比べてみても、RAP AGAINST DICTATORSHIPの方がラップとしてのクオリティは圧倒的に高い。

“Thailand 4.0”は現政権が来年行われるタイ総選挙のキャンペーンソングとして作ったそうだが、果たしてこの曲を聴いて現政権を支持する気持ちになる人が居るのだろうか。それにしても、政治批判のラップに対して政府がラップでアンサーを返すとは凄い時代になったものだ。

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