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Kanye Westが“I Love It”でDavid Moralesの曲を無許可でサンプリングしたことが明らかに
先日MVがドロップされたKanye WestとLil Pumpによるシングル“I Love It”。ユニークなMVと耳に残るビート、そしてKanyeがアートディレクションを務めたPornhub Awardsで初披露されたということもあり大きな話題を呼んだこの曲が、現在ある問題に直面している。
以前T-Painが“I Love It”は自身のビートにインスパイアされたものだと主張していたことをFNMNLでも伝えたが、今回は伝説的なハウスDJのDavid Moralesが「“I Love It”のベースラインは自分が25年前に作った曲を無許可でサンプリングしたものだ」と主張している。
David MoralesはhiphopnmoreのInstagramアカウントにてkanyeを批判する動画を公開。自身の曲の上で“I Love It”を口ずさんで見せることで、ベースラインが酷似していることを示した。
元ネタと思われる曲はAlexander O’Nealの“What Is This Called Love”のDJ David Moralesによるダブミックスで、一聴すればBPMは異なるものの全く同じフレーズだということが分かる。
ヒップホップにおいて無許可のサンプルを用いたトラックを作り元ネタの作曲者から訴えられるというケースは珍しいものではないが、このような問題が同時に噴出している状況はまずいと言えるだろう。しかし、あのベースラインをサンプリングしLil Pumpに歌わせるKanyeのセンスはやはり流石だ。