スペインで行われたフェスでラッパーが煽ったことが原因で遊歩道が崩落し300人以上が負傷

先日、FNMNLではアメリカで開催されたフェスLollapaloozaでのLil Pumpのライブが危険と判断され、予定より早く打ち切られたというニュースを取り上げた

このニュースからも分かるように、フェスというものはもちろん楽しい空間だが、それと同時に、大勢の人が集まるが故に非常に危険な空間でもある。
Pumpのライブは早く打ち切ったこともあってか、何事も起こらず済んだようだが、先週末にスペインで開催されたフェスで大惨事が起きた。

なんと大勢の観客達が立っていた遊歩道が崩落してしまったのだ。

この事故によって300人以上の人が負傷し、そのうち数名は骨折などの重傷を負ったとのこと。
地元紙によるとその当時、遊歩道にはラッパーのライブを聴きに来た観客達が集まっており、そのラッパーが飛び跳ねろと客を煽ったところ、遊歩道が崩落してしまったらしい。
地元当局は崩落した原因として重さに耐えきれなかった可能性を指摘しており、いまも捜査当局が詳しい原因を究明しているようだ。

幸いにも死亡者はいなかったらしいが、観客達にとっては悪夢のような体験だったに違いない。
今後、二度とこのような惨事が起きないことを願うばかりだ。

RELATED

KOBE MELLOW CRUISE 2022にAKLO、BIM、Daichi Yamamoto、FNCY、Kvi Baba、kZm、PUNPEE、SIRUP、VIGORMAN、ゆるふわギャングなどが出演決定

「海風を感じる心地良い空間の中で、音楽・アート・ファッション・フードなど様々なカルチャーをクルージングするように贅沢に楽しむ」をテーマとし、神戸・メリケンパークにて新たな音楽フェス『KOBE MELLOW CRUISE 2022』が5月28日(土)と5月29日(日)の2日間で開催される。 昨...

野外音楽フェスの主催事業者による団体『野外ミュージックフェスコンソーシアム』が設立

日本全国では年間300件近く開催されており、数万人から数十万人を動員する大型イベントも多く存在する野外音楽フェス。昨年は、コロナウィルス感染症蔓延の影響により全国的に開催中止が続出、文化的にも経済的にも大きな損失を招いた。

イギリスにおける音楽フェスの参加者のうち50%以上が何らかの薬物を服用していることが明らかに

先日のJuice WRLDの死によって、再び浮き彫りとなった音楽シーンにおける薬物の問題。もはや、アーティスト側のみならずリスナー側にとっても他人事ではなくなってきているが、今回衝撃の調査結果が発表された。なんとイギリスにて開催された音楽フェスの参加者のうち50%以上の人々が何らかの薬物を摂取しており、さらにその半数以上が通常よりも多くの量と種類を服用しているというのだ。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。