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Gucci Maneがアルバムの制作方法の変化を語る
現在最新アルバム『Evil Genius』を製作中だというGucci Maneが、Lil Pumpとのコラボレーション曲”Kept Back”を公開した。
それに合わせて、Beats 1のZane Loweの番組に登場した彼は、インタビューにてアルバムの制作方法が進化したことを語っている。
Gucci Maneは、「ただ、何曲も編集していたんだ。Metro Boominともやったし、Southsideとも何曲かやったし、C.N.O.T.E.は俺が他のプロデューサーとやってきたように、ミックステープを作るに値するだけの曲を作るチャンスを欲しがっていた。たぶん60か70曲をピックアップしたな。俺は今まで20曲を録ってそれをただ世に出していたんだが、今回はそれだけの曲を作ってその中からピックアップしたんだ」と、大量の曲の中からピックアップしてアルバムを制作する手法を取り入れたことを明かした。「俺たちはレーベルがやめろと言うまでレコーディングを続けていた。その後、俺たちが最高だと思った曲をアルバムにしたんだ」という彼の言葉から、ぎりぎりまで録音が続けられるほど力が注がれたアルバムだということが分かる。
先日リリースされたTravis Scottのアルバム『Astroworld』の制作も「時間をかけて大量の曲を録音し、その中からピックアップする」という手法で作られたことが伝えられたが、
Gucci Maneのような大御所までもが近頃トレンドとなっているこの方法を取り入れてアルバムを作ったことは興味深い。潤沢な時間と資金があってこそ可能になる長期のレコーディングだが、今後もある程度のキャリアを積んだラッパーたちはこのスタイルに移行していくのだろうか?