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伝説的なプロデューサーのScott Storchがドラッグに7000万ドル以上を使っていたと明かす
元The Rootsのキーボーディストであり、Dr. Dreの名盤『2001』のプロデュースを手掛けたことでも知られているプロデューサーのScott Storchが、Hot 97の番組の中でドラッグに多大な額をつぎ込み、自己破産した過去を語っている。
「俺は最も危険なドラッグの王だった」というScott Storchは、「俺は何百万ドルもの金を口座に持っていて、それらを全部ドラッグに使うことが出来た。仕事に行く必要もなかったし、何も心配することはなかった…。なぜそれが本当に危険だったかというと、本当は、普通は、人間ってものは金を使い切ることで生きていけるからだ」と語っており、有り余るほどの資産を持つことの危険性を指摘している。
Storchは「俺は大麻を吸う帝国を作り、それを全部コカインで駄目にした」と衝撃的な発言をしており、コカイン中毒が転落の大きな原因であったことを明かした。
2015年の調査において、Storchは3000万ドルを6ヶ月ごとにコカインにつぎ込んでいたことが明らかになっており、Storchはその時点で7000万ドル(約79億円)以上を損失していたという。
彼は現在ドラッグとアルコールを断ちプロデューサーとして復活を果たしているが、この話を聞けば誰でも「仮に多大な額のお金を手に入れたとしてもドラッグに使うのはやめておこう」というような気持ちになるのではないだろうか。