新鋭ラッパーYBN NahmirがSoundCloudラッパーを「全員ジャンキーみたいな奴ら」と批判
アラバマ州バーミンガム出身の新進気鋭ラッパーYBN Nahmirが、Big Boyがホストを務めるラジオ番組に出演し、SoundCloudラッパーについて「変人でジャンキーだ」と批判した。
今年、18歳のラッパーYBN Nahmir。昨年の9月中旬にリリースしたシングル"Rubbin Off The Paint"がYouTubeやSoundCloudでバイラルヒットし、注目を集めている。最近では、シングル"Bounce Out With That"をリリースし、こちらも着々と再生回数を伸ばしている。そんな彼もハイブランドで揃えたファッションや過激なリリックなどから、いわゆるSoundCloudラッパーの1人として数えられているが、本人の内心は違うようだ。
ホストのBig Boyからなぜ顔にタトゥーが無いのかと聞かれると、「俺はSoundCloudラッパーじゃないからだ」と応え、「俺はそんな奴らとは違うし、今まで誰もなれなかったものになるんだ。あんな派手な演出はしないよ」と、自身の方向性をアピールした。さらに、Nahmirは、「みんな顔にタトゥーを入れたがるけど、その流行は何の意味もないよ。あのバカたちは実生活でもダーティーなのか?狭いインターネットの世界で自分の見た目を過激に演出しているだけだ」と自身の見解を語り、自身は彼らと同列に見られたくないという理由で、銃や悪いイメージを与える投稿を止めるようになったという。
万引きや奇行を繰り返すBoonkや6ix9ine、Lil Pumpなど売れるために破天荒なパフォーマンスや生活を繰り返すラッパーは、ファンの人気の的。以前紹介したBlink-182のTravis Barkerの14歳の息子が顔にタトゥーを入れたがっているというエピソードはそれを象徴している。しかし、Nahmirは、自身と新世代ラッパーとの棲み分けをはっきりさせる。
Nahmirは、さらにSoundCloudラッパーについて言及した。SoundCloudラッパーはアーティストと考えているかと質問されると「彼らは、奇人かジャンキーだ」と批判し、「彼らみんなジャンキーだ」と強調した。
Nahmirは、Travis Barker同様、若者がタトゥーを入れることに対し冷静な意見を述べている。