史上最悪のフェス『Fyre Festival』のドキュメンタリーがHuluで2019年に放送決定

昨年4月末から5月にかけて2週間連続で、バハマで開催される予定だった『Fyre Festival』をご存知だろうか。

チケットは4000ドル(約44万円)から25万ドル(約2750万円)という高額な価格帯で、Major LazerやDisclosure、Migosなど豪華アクトが出演予定だったが、開催日に当初の発表とはかけ離れた豪華とはいえない宿泊施設や、全くイメージとは違うステージが明るみに出て、参加者からクレームが殺到。

開催当日に延期を発表し、その後も結局開催されずじまいで、主催者は詐欺罪で起訴され、運営会社のFyre Mediaは破産してしまう、まさに史上最悪のフェスとなってしまった。

悪夢のフェスから約1年が経過し、現在もフェスの捜査が続けられている中、Huluでこの最悪のフェスをテーマにしたドキュメンタリーシリーズが放送されることになったとHollywood Reporterが伝えている

このドキュメンタリーでは豪華フェスの裏側で何が起きていたのかを、開催地のバハマの住民から、参加者、出店者、投資家などのインタビューを通じてなぜ史上最悪のフェスが作られてしまったのかの真実を解明する。

さらにインタビューだけではなく未公開の当日の映像や、Eメールや内部文書なども公開される。

『Fyre Festival』はBilly McFarlandとラッパーのJa Ruleが主催しており、主催の2人は総額1億ドル(約106億円)の損害賠償裁判を起こされており、McFarlandは詐欺罪で起訴されている。

このドキュメンタリーシリーズは2019年に放送予定だ。

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