SZAは“Love Galore”がヒットするとは全く信じていなかった

SZAがデビューアルバム『Ctrl』の収録曲で、プラチナディスクになった“Love Galore”が、ヒットするとは全く思っていなかったとFaderのカバーストーリーで明かしている。

同曲がプラチナディスクになった時、SZAに対してDonald Gloverがこのようなメールを送ってきたという。「まだ君はあの曲はクソだと思ってるの?」と聞いてきたGloverに対して、SZAは「わからない」と返信したと話しており、ヒットしたことに対しての当惑を語った。

なぜSZAはここまで自身のアルバムの出来に対して疑念を持っているのだろうか。彼女は「私は自分のアルバムは全く良くないと思っていたから、沢山の人が自分のアルバムを聞いてくれてることにとても混乱していたわ。私が自分自身について思っていたこと全てが間違っていたのよ。それと同じように、これが‘真実’じゃないんだったら何が‘真実’なの?って」と、アルバムに対してのリアクションが、自分の予想したものとは全く違ったことで、その現実を受け入れられていないことも話している。

現在SZAはとMark Ronson、そしてTame ImpalaのフロントマンKevin Parkerのコラボアルバムを制作中だ、この作品はSZA自身も満足したものに仕上がるのだろうか。

RELATED

【コラム】SZA 『S.O.S.』| 孤独な大ヒット作

2023年、SZA(シザ)の勢いが止まらない。

SZAが新曲“Good Days”のリミックスをFrank Oceanに依頼すると語る

SZAが昨年末にリリースしたニューシングル“Good Days”。Jacob Collierが参加したこの楽曲は彼女の『Ctrl』に続く新作を期待させるものとして高い評価を受けているが、そんな同曲について楽しみなニュースが出ている。

SZAがニューアルバムのリリースが遅れている理由について「TDEがリリースさせてくれない」と発言|レーベルのボスPunchはこれを否定

2017年リリースの『Ctrl』以来、3年に渡ってニューアルバムを待望されていながらも未だリリースに至っていないSZA。以前より何度か新作の存在を仄めかしてはいたものの具体的な詳細などは発表されていなかったが、今回、SXAがリリースが遅れている理由に所属レーベルとの軋轢があると発言したことが波紋を呼んでいる。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。