SoundCloudの音質が告知なしに低下していたと報じられるもSoundCloud側は否定

先週、SoundCloudにおける急な音質の低下に気が付いたユーザーが多くいたという。ニュージャージー州のプロデューサー・@DirectOfficialの指摘によると、SoundCloudのストリーミング再生のビットレートはMP3 128kbpsからOpus 64kbpsに変更されていたという。

@DirectOfficialは、「Opus 1.2での64kbpsはmp3での128kbpsに比べて音質が上か同程度のはずだが、SoundCloudではそうなっていない。古いバージョンのコーデックが用いられているのではないかと思われる。」とツイートでこの音質低下の原因について言及している。 また、SoundCloudは2016年から、より広いトラックの選択肢や広告の除去、オフライン再生などが可能になる有料サービス「SoundCloud Go」をアメリカやヨーロッパでローンチしているが、こちらの「SoundCloud Go」においても同じような音質の低下が見られているという。 SoundCloudがビットレートを下げた理由については現在のところ不明である。続報を待ちたい。 また、@DirectOfficialはSoundCloudのビットレートを元の128kbpsに戻すためのプラグインも同時に公開しており、以下のリンクからダウンロードできる。

追記:1月5日13:00

SoundCloudは、Billboardに対し「SoundCloudの音質が低下しているという報告は間違い」であるとし以下のコメントを出した。SoundCloudには何も変化は起こっておらず、今回の音質の変化はどんなストリーミングサービスでも日々行うようなオーディオテストの一部が反映されてしまったものであったという。 「私たちは常にフィードバックに感謝しています。しかしこれらの報告は不正確です。SoundCloudは再生の音質に関する変更は行なっていません。私たちは2016年からOpusのコーデックを使い続けており、またリスナーがどのデバイスからも質の高いサウンドを経験できるよう日常的にエンコーディングとストリーミングの様々な組み合わせをテストしています。さらに、私たちは全てのコンテンツをクリエイターがアップロードした際の音質レベルで保存しているため、最新のエンコーディングやプレイバックにも常に対応していくことができます。」

(辻本秀太郎)

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