Chance The Rapperが9500万ドルをかけた警察学校の建設にシカゴ市議会で抗議
今週水曜日、Chance The Rapperはシカゴ市議会に参加し、市長のRahm Emanuelに対して抗議スピーチを行った。Rahm Emanuelは、警官のための新しい訓練施設をWest Garfield Parkに建設する計画に9500万ドル(約110億円)を費やそうとしているが、シカゴの多くの市民はこれを資金の誤った使い道であると考えているという。
「僕らには9500万ドルもないはずだ。警察は市議会にその土地を買うために今必要な額として1000万ドルを出すよう要求しているが、そのために残されているお金はない。それなのになぜ今それを進めようとしているのですか?」
Chanceは議会でこのように話したという。多くの媒体が報道しているところによると、Emanuelのこのプロジェクトのための支払いについてシカゴ市議会がどのような方法を見積もっているのかについては、明かされていないということだ。Emanuelの計画に含まれるトラックヤードや警官訓練施設にかかる費用を計算するだけでもすでに3700万ドルが不足する計算であるという。
#NoCopAcademy のハッシュタグをチェックすると、Chanceの議会での様子などを確認することができる。
.@chancetherapper says Chicago should be spending millions on underfunded schools, not on a new $95M police academy that he says the city can’t afford. Mayor Rahm Emanuel left the chamber before his remarks. pic.twitter.com/G2npZCr32l
— Bill Ruthhart (@BillRuthhart) November 8, 2017
Chicago Tribuneの記者のツイート。「@chancetherapperは、シカゴは数百万ドルを資金不足の学校のために使うべきで、支払うこともできない9500万ドルを警官学校に費やすべきではないと話している。市長のRahm EmanuelはChanceが発言を始める少し前に会議室を退席してしまった。」
We're already in line to get into the City Council meeting. Press conference starts at 9:15. #NoCopAcademy pic.twitter.com/sDRTjfc7lj
— Monica Trinidad (@monicatea2) November 8, 2017