メジャーリーグの始球式にWiz Khalifaが登場 | マウンドでマリファナを吸うジェスチャーを行いMLBはお怒り

日本では野球試合の始球式に様々な俳優やアイドルが登場するが、アメリカでもそれは同様。プロ野球チーム、パイレーツの始球式にWiz Khalifaが登場した。しかし、ボールを投げる前にWiz Khalifaはマリファナを吸うジェスチャーを行い、MLB側はお怒りの様子だ。

メジャーリーグ所属のペンシルバニア州の野球チーム、ピッツバーグ・パイレーツの始球式に現れたのは同州出身のWiz Khalifa。胸に緑の字で「LEGALIZE IT(合法にしろ)」と書かれたTシャツを着て登場。マウンドでWiz Khalifaはボールを投げる前にマリファナを吸うジェスチャーをした。

このWiz Khalifaの行動をMLB(メジャーリーグ)は快く思わなかったようだ。パイレーツの記者Rob BiertempfelはTwitterにMLBの声明を発表。今回の Wiz KhalifaのジェスチャーについてMLBは「マリファナは薬物の中でも違法なものである。今回起こったことを残念に思う。パイレーツも我々に、このようなことは起きてはいけないことであったと告げている」と言及したとのこと。

マリファナ合法化の提唱者で有名なWiz Khalifa。独自のマリファナブランド『Khalifa Kush』を販売したり、大麻育成ゲーム『ウィズ・カリファの大麻農場』をスマートフォン向けのアプリとしてリリースもしている。

Wiz Khalifaは今回のMLBの声明に対しては何も言及していない。だがMLBの声明が発表された後に、Wiz Khalifaはある記事へのリンクをTwitterでシェア。その記事は、先月イベントでWiz Khalifaがマリファナ合法化についてのセミナーを行ったことについてのレポ記事。「マリファナがお酒と同じような扱いになる未来が見える」彼はそのセミナーで主張していたと書かれており、今回の始球式での行動を避難する人々にこの記事を読んでほしくて、リンクをシェアしたのかもしれない。

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