Donald Glover、Childish Gambino名義での活動を引退へ

Childish Gambino名義でラッパーとして活動していた俳優のDonald Gloverが、アーティストとしてのもう一人の自分とはもう別れを告げることを宣言。先週のGovernor’s Ballフェスの自身のステージで、Childish Gambinoとしては次のアルバムを最後にすると発表した。

Huffington Post紙のインタビューで彼は次の作品を最後にする理由を語った。主な理由は、不必要なことはしたくないからとのこと。「映画の3作目の続編ほど最悪なものはない。また!?ってみんな思ってしまう。俺は良いものしか好きじゃないし、帰ってくるには帰ってくる理由、そうするべき理由がある」と言及している。

Gloverはさらにこれ以上作品を作ると、彼が長年培ってきたパンク精神が危ぶまれるという。「行動には全て理由があり、俺はパンクでいる理由がある」そして「パンクでいることが自分に合っている。『Atlanta』(Gloverが制作して出演しているテレビシリーズ)はパンクショーとして見れるが、Childish Gambinoと共に向かう方向はもうパンクではない」と語る。自身の曲"Redbone"はゴスペルソングでありながらラジオで流れたからパンクだが、これ以上アーティストとしてなにかを成し遂げる前に、自分自身がラジオになってしまうように感じているようだ。昨年末にリリースしたアルバム『Awaken, My Love!』は商業的にも批評的にも最もヒットした彼の作品となったが、単純にメインストリームに行き過ぎたくないとのことである。

Donald Goverが自身が制作し主演しているテレビシリーズ『Atlanta』で様々な賞を受賞。他にもディズニー映画のライオンキングのリメイク映画でシンバ役、STARWARSの製作中のスピンオフ映画にも出演が決定していたりなどと、Childish Gambinoを引退してもこれからも脚光を浴び続けることになりそうだ。(小林一真)

related

Donald Gloverが「次にリリースするアルバムは自分にとって“最大”のものになる」と語る|『アトランタ』のシーズン3、4も予告

今年の3月にアルバム『3.15.20』をリリースしたChildish GambinoことDonald Glover。パンデミックの渦中にリリースされ、収録曲の多くにタイトルがついていないという特異なアルバムだったが、そんな同作と、今後リリースされる次回作について彼自身が語っている。

Donald Gloverが最新インタビューの中で新作の構想について触れ「スピリチュアルなものになる」と語る

新型コロナウイルスの爆発的な流行の最中に発表された前作『3.15.20』も話題を呼んだChildish GambinoことDonald Glover。以前はChildish Gambino名義からの引退も噂され、また前作のリリース以来目立った音楽活動を行っていない彼が、GQのインタビューに登場し新曲の構想について明かした。

【レビュー】Childish Gambino『3.15.20』| 世界はまだまだChildish Gambinoが必要だ

2018年、“This is America ”でヒップホップアーティストとして初のグラミー最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞の主要2部門(最優秀ラップサングパフォーマンス賞と最優秀ミュージックビデオ賞を含むと4部門)を制して歴史を書き換えたChildish Gambinoが、3/20に自分のサイトにストリーミング形式で4作目『3.15.20』を発表した。

most popular

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。