Waleが人気コンテストになっているDJ業界の現状を嘆く。「DJはアートフォームだよ、自分の考えを表現してバイブスを伝えるものだ」
ワシントンDCのラッパーのWaleが先日Twitterで行ったDJについての投稿が話題になっている。
DJs used to be reluctant to play stuff too early. Now ,they scared to play it if it doesn't have YouTube numbers . Long live #auxchordBAE
— Wale (@Wale) 2017年4月2日
Waleは「今のDJはYoutubeでヒットした曲じゃないとビビってプレイしないんだ」と、今のDJの選曲にオリジナリティーがないことをまず指摘する。
Hiphop should celebrate DJs 4 their timing,knowledge of NEW and old music ,their reinterpretations of familiar songs.NOT their IG followers
— Wale (@Wale) 2017年4月2日
続けてヒップホップの歴史でラッパーよりもDJの方が重要な存在と個人的に思っていると明かしたWaleは「ヒップホップシーンはDJを新旧の曲の知識やヒットチューンの独自の解釈を讃えるべきで、決してInstagramのフォロワー数を讃えるべきではないんだ」と、今のヒップホップシーンがDJのスキルやパフォーマンス力よりも、SNSでの力などが最優先されていると嘆いている。
DJing an art form .PERIOD. It's not a popularity contest not a "press play and get paid"grab. Express ya thoughts/ relay your vibe sonically
— Wale (@Wale) 2017年4月2日
If you are a DJ and don't consider yourself an artist.... your not a DJ. No two DJ sets should be alike ❄️
— Wale (@Wale) 2017年4月2日
そして「DJはアートフォームだよ。人気コンテストじゃない。ただ再生ボタンを押して金がもらえることじゃない。DJで自分の考えを表現し、バイブスを伝えるんだ」と、DJにとって必要なのはフォロワー数などではないと再度指摘した。そしてWaleは「自分をアーティストではないと考えるDJがいたとしたら、それはDJでもない。同じDJセットは2つあってはないようにね」と議論を締めくくった。