SoundCloudが投資会社3社より7000万ドルの借り入れに成功し、当面の経営危機を乗り切る

今年初めにSoundCloudが経営破綻の危機に陥っており、2017年中には資金がなくなる可能性もあることが2015年の財政報告書により判明した。

その渦中のSoundCloudが7000万ドルの追加資金を借り入れ負債という形で調達したとSoundCloudはイギリスの企業登記局に報告している。

報告書によるとSoundCloudは3/10にAres Capital、Kreos Capital、Davidson Technologyの3社から7000万ドルを借り入れ負債によって調達したことを報告した。

これでしばらくSoundCloudは経営危機から脱したとみられる。

SoundCloudは2016年6月にTwitter Venturesから7000万ドルを調達している。

Companies Houseの報告によるとSoundCloud社の収益は2015年、21.6%増加し、2200万ドルになった。しかし、純損失はそれ以上のスピードで30.9%増加し5122万ドルにまで増加している。

創業者の一人であるAlexander Ljungは「この向こう3年間で、順調な滑り出しを行うであろうサブスクリプション・サービスがキーとなる。しかしながらオペレーションがうまくいくかとキャッシュフローについては財政的なリスクが存在する」と語る。

「予定された経費などをカバーするキャッシュを生むことができなくなるというリスクを孕んでおり、追加の資金調達をしなければならなくなるかもしれなくなる」

「経営陣はSoundCloudグループが2017年の最終日までに十分な資金が続くことを確信しているが、リスクと不確実性は、2017年が終わるまでに資金が底をつく結果を招くかもしれず、予定していない追加資金調達を余儀なくされる」としている。SoundCloudには2015年度末1380万ドルの実質的資金が残っていた。

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