アカデミー賞助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリはラッパーPrince Aliとして活動していた

前代未聞のハプニングもあった今年のアカデミー賞で、作品賞を受賞した『ムーンライト』。同作でキューバ人ドラッグディーラーの役を演じ、見事に助演男優賞を獲得したのがマハーシャラ・アリだ。アリは今回の受賞でイスラム教徒として初のオスカー獲得という快挙も達成した。

そんなアリはかつてラッパーPrince Aliとして活動、2枚のアルバムをリリースしていたことが判明した。

アリはXXLの取材に対し「ヒップホップは自分の人生に最も大きな影響を与えた」と語っており、以前はブレイクダンスもできたという。

彼は2006年『Corner Ensemble』2007年に『Curb Side Service』という2枚のアルバムで、サンプリングを使用したオーセンティックでオーガニックなサウンドを披露していた。アリのアルバムにはDilated PeoplesのRakka IriscienceやKeith Murrayなども参加している。

 

アリは「ヒップホップを通して様々な人種の人々が自分のアイデンティティーを発見し表明するチャンスができた」とし、「自分にとってはそれが間違いなく真実だった」とヒップホップが自分に与えた影響を説明している。

RELATED

クエンティン・タランティーノのデビュー作『レザボア・ドッグス』が30年ぶりにデジタルリマスター版として劇場公開

クエンティン・タランティーノ監督のデビュー作で、斬新な構成と過激なバイオレンス描写で衝撃を与えた『レザボア・ドッグス』が、『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』として30年ぶりの正式公開が決定した。

レゲエの伝説的なレーベル「トロージャン・レコーズ」の栄光と転落を描くドキュメンタリー映画が公開

レゲエの誕生に大きな影響を与えながらも、わずか数年で表舞台から去った伝説のレーベル「トロージャン・レコーズ」の栄光と転落を描くドキュメンタリー映画『ルードボーイ:トロージャン・レコーズの物語』が、7/29(土)からシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開となる。

木村太一の初長編映画『Afterglows』の公開に合わせたプレミアムイベントがWWW Xで開催

映画監督/映像作家の木村太一の初長編映画『Afterglows』の公開に合わせたプレミアムイベント『4D by Taichi Kimura “Afterglows”』が、12/9(金)に渋谷 WWW Xで開催される。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。