Chance The RapperがKanye Westへの特別な思いと、ラッパーと政治について語る

BBC Radio 1Xtraの番組に出演したChance The RapperがDj Semtexのインタビューで、現在アルバムリリースを計画していることは、既にFNMNLで紹介した。そこで今回はその同インタビューの続編を紹介する。

 

現在入院中のKanye Westへの思い出を尋ねられると「初めの二年間はKanyeに会うことがキャリアのテーマだった」とKanyeに対しての熱い思いを語り、過去にはKanyeを意識した曲作りを行っていたと明かした。 また、Kanyeのアルバム『Life Of Pablo』への参加については10曲細かなサポートを行ったとして、"Ultralight Beam"はG.O.O.D. Fridaysに収録される曲だったと語っている。

さらに、今回の大統領選挙でトランプが勝利を収めたことについて、「今回の大統領選挙の結果に驚いた人々はレイシズムやアメリカだけじゃなく、世界史のパターンを理解していないんだ」と、トランプの勝利という結果に疑問視を持っていない様子であったが、トランプに対して恐怖心があり、政治の話はしたくないと答えた。

最後に、ラッパーが大統領になったらという質問に、「誰にでもできることなら、Kanyeにもできると思うけど、俺もJAY-Zも大統領にはなりたくはない。」と、もしラッパーの中で一人選ぶとしたら、黒人執事を題材にしたヒューマン・ムービー『大統領の執事の涙』に出演した、ラッパー/プロデューサーのDavid Bannerが相応しいと述べ、インタビューは終わった。

Chance The RapperのBBC Radio 1XtraのインタビューはYoutubeで見ることができる。

RELATED

Chance The Rapperが『ホームアローン』のリブートバージョンを企画中と明かす

Chance The Rapperが先日人気TV番組『The Tonight Show』にリモート出演し、そこで現在計画中のある企画について明かした。

Chance The Rapperと裁判中の元マネージャーが『The Big Day』を「質の低いフリースタイルアルバム」と酷評

昨年リリースのアルバム『The Big Day』以来まとまった作品をリリースしていないChance The Rapper。彼の人気を不動のものとした2016年のミックステープ『Coloring Book』と比べやや賛否両論の評価を受けた同作だが、現在彼と裁判中である元マネージャーが『The Big Day』を酷評し話題を呼んでいる。

バイデン候補の次期大統領当確の報道にアーティストたちの様々なリアクション

トランプ大統領のクレームなどにより、バイデン候補の有利で進んでいたにも関わらず、中々当選確実の一報が出なかったアメリカ大統領選挙。本日未明にアメリカの報道各社が一斉にバイデン候補の当確のニュースを出した。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。