サーファー映画『ブルークラッシュ』がテレビシリーズ化へ
最も有名なサーフィン映画うちの1つでもある、サーファーガールズムービー『ブルークラッシュ』が米NBC局にてテレビシリーズ化される事が決定した。
映画版は2002年に公開され、監督はジョン・ストックウェル、3人組の女の子はケイト・ボスワース、ミシェル・ロドリゲス、サノエ・レイクが演じた。ケイトとミシェルは今作を機にブレイクし、ケイトは『アリスのままで』、ミシェルは『バイオハザード』等に出演している。脚本は、Outside Magazineに掲載されたスーザン・オーリアンの記事に基づいて書かれた。
同作において、ストックウェル監督の共同脚本家であったリジー・ウェイスが、今回脚本とエグセグティブプロデューサーを兼任する事となり、テレビシリーズ化を進行させている。リジー・ウェイスはABCファミリーテレビドラマ『スイッチ〜運命のいたずら』の脚本を担当していることで知られ、同作でピーボディ賞、TCA(テレビ批評家協会)賞、イマジェン賞などを受賞している。
また、テレビ版『ブルークラッシュ』はImagineとUniversalの共同プロデュースが決まっており、『ビューティフル・マインド』や『8 マイル』など数多くの名作映画を担当した、ブライアン・グレイザーとImagineのフランキー・カルフォがプロデューサーとして今作を手がけることとなっている。
映画版『ブルークラッシュ』は、仲良しトリオの女性サーファーが、サーフィンの大会で優勝を目指す様が描かれている。主人公が目標に向かって悩み、もがきながらも成長していく姿は、女性サーファーは勿論男性サーファー、そしてサーフィン経験のない人でも共感してしまうだろう。
映画の舞台も、サーフィンのメッカとしても知られているノースショアということで、ハワイ・オアフ島の景色と波乗りを捉えた映像美も見所のひとつ。
キャストの発表は未だされておらず、ポスト ケイト・ボスワースやミシェル・ロドリゲスが誰になるのか注目したいところだ。
雑誌「エルガール」のオフィシャルキュレーターを務めながら、フリーライター兼モデルとして活動中。映画を中心に、ファッション、カルチャー全般の執筆を行っている。
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