「信じる人をみる」ことに焦点を当てた映画祭 12月10日からユーロスペースにて開催
誰しもが「信じる」ことに臆病になりつつある現代社会において、「信じるという行為に真摯に向き合う人間」は私たちにどう見えるのだろうか。
12月10日㈯~16日(金)までユーロスペースにて開催される「信じる人をみる 宗教映画祭」は現役日本大学藝術学部の学生が企画/運営を行う。毎年映画祭のテーマは様々であるが、開催6回目となる今年は「宗教を考える」がテーマだ。日本人にとってあまり馴染みのない宗教を、映画を通じて知ることによって「信じるとは何か」「宗教とはなにか」について考える。
上映される映画は計15作品。1日4回の上映が行われる。また、上映後に著名人や文化人などを招いてのトークも行われる予定だ。
今回の映画祭では、2006年サンダンス国際映画祭で審査員特別賞を受賞し2014年に日本で公開されてからも大きな反響を呼んだ『大いなる沈黙へ』や、神を信じる学生が神の存在を証明するために無神論者の教授と対決する実話を基にした衝撃作「神は死んだのか」など、数々の話題作が名を連ねる。特に『大いなる沈黙へ』は日本国内で上映後2年経った今月の26日に待望のDVD発売となるので、今回の映画祭ではひと際注目される作品になるだろう。
また、『ジーザスキャンプ』と『裁かるゝジャンヌ』の劇中の場面が象徴的に使われている今回の映画祭のチラシは映画や音楽などのカルチャーにおけるパッケージを中心に各方面で活躍しているデザイナーの寺澤圭太郎氏が手がけた。シンプルながら信じる人の魂の叫びを訴えかけるような力強いメッセージ性を感じる。(寺澤氏のホームページ )このチラシはユーロスペースやその他映画館、書店にて入手可能だ。このチラシはユーロスペースやその他映画館、書店にて入手可能だ。(Kana)
Info
「信じる人をみる 宗教映画祭」の前売券はユーロスペース劇場窓口にて現在発売中。※販売は12月9日(金)迄
前売券: 一回券(一般学生ともに)800円
三回券(一般学生ともに)2100円
「信じる人をみる 宗教映画祭」の更に詳しい情報はツイッター、FB、HPをチェック。